今や
実機ペダルや
実機アンプリファイ製品なども登場し、ある意味逆の進歩まで遂げたシミュレイターソフトウェア「
Positive Grid」”BIAS”シリーズ。
この度、時代の最先端を行くギターアンプ/エフェクトプロセッサー、「BIAS FX」がバージョンアップし、「BIAS FX 2」となって発売されました。

今回の新バージョンでは、”Standard”、”Professional”、”Elite”の3グレードが用意され、実売価格は13,000~36,000円ほど。
一番手に取りやすい価格のStandardグレードでも、30種類のアンプ、45種類のエフェクトが自由に使いこなせるという相当充実した内容。
多種のエフェクターモデルやアンプモデルを自由にルーティング出来てしまうという夢のようなソフトウェアであります。

さらに今回、手持ちのギターをプロファイリングし、伝説的なモデル同様の音色をシミュレートしてしまえるという機能”Guitar Match”が搭載されました。
これは、自身所有のギターの特性をデータとして読み取り、それを元にあらゆるギターのサウンド(ストラトでもレスポールでも、シングルでもダブルコイルでも!)へと変化させてしまえるという驚きの機能です。
最早、手持ちのギターは(音さえ出れば)何でも構わないという恐るべき世界を現実のものとします。

ソフトウェア製品ですので、前バージョンを所有している方にはアップグレードパッケージも用意されています。
この辺りは、製品版/アップグレードパッケージのお間違えの無いようご注意下さい。
BIAS FX2の動作環境は、
OS : MAC OS 10.11以降、Windows8以降に対応。
CPU : 1.5GHz(デュアルコア)以上。
RAM : 4GB以上。
加えて、ライセンスアクティベートの為にインターネットの接続環境が必要となります。
(アクティベーション完了後は、オフラインでの使用可)
当然、インターネットを通じてカスタムデータをやり取り出来る”ToneCloud”にも対応。
有名スピーカーメーカー”Celestion”社と正式パートナーとなっておりますので、Celestion製キャビネットの豊富なIRデータの活用も出来ます。
益々進化を続けるバーチャルアンプ/エフェクト。
さらにギターモデリングまでと贅沢三昧なシミュレイター。
この道の果て。モデリング技術の未来は何処へ辿り着くのか、より一層興味を抱かせてくれるBIASシリーズです。


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