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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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気になるギタリスト90

 気になるギタリスト90回目は、ロックンロール創成期に活躍したギタリスト。

 King of Rock'n Roll 「エルヴィス・プレスリー」と活動を共にしたギタリスト達は、今やその多くがレジェンドとして語り継がれる人物ばかりでありますが、なかでもプレスリーデビュー当時に活躍したこの方は特別レジェンドな存在でしょう。


That's All Right Mama




 彼の名は「スコティ・ムーア」。

 1954年のエルヴィス・プレスリーデビュー当時から活動を共にし、ギタリストとして後のロックミュージックに多大な影響を与えた人物です。


 ロックンロール全盛から前に生まれたスコティ・ムーアですので、もともとはカントリーミュージシャン。

 従いまして、カントリー的なテクニック、スタイルがバックボーンにあるギタリストです。


 そんな彼でありますが、カントリー、ロカビリー、ロックンロールと常に新しい楽曲、音楽スタイルが模索されていた時代にあり、その中でエレクトリックギターとロックンロールという新時代のギタリストへと進化していったのは自然の流れだったと言えるのかもしれません。


 さらに、エルヴィス・プレスリーとの出会いにより、今やロックの基本的な形、原初のロックギターとも言える形を生み出して行くこととなります。


 事実、ロック界のレジェンドと呼ばれる様なベテランギタリスト何人もが、スコティ・ムーアを憧れのギタリストとして挙げています。

 後にレジェンドギタリストと呼ばれる方たちからすれば、アイドル的存在であるプレスリーよりもスコティ・ムーアのギタープレイの方に目を奪われてしまったという事なのでしょう。


Good Rockin' Tonight - Elvis Presley Sun Sessions




 ですが、彼がエルヴィスと活動を共にしたのはこの初期だけでありまして、その後長らく共演することはありませんでした。

 これは、スコティ・ムーアがどうこう言うよりも、エルヴィスのマネージメント的な方向性と合わなくなってしまったからがその原因にある様でして、決してスコティ・ムーアとは合わないので活動を共にしなくなったという訳ではありません。


 エルヴィスが人気者になりすぎた結果、歩む道に違いが生まれてしまったという少し残念な話であります。


 しかし、エルヴィスと共に光り輝いたスコティ・ムーアの姿は当時はもちろん、後の世にまで多大な影響を与えたというのは間違いのない事実であります。

 2016年に他界するまで、多くのステージを飾り、数えきれない人々を感動させ、楽しませ続けました。



 毎度、こうした人物に触れる度に思うのは、真似るのは容易く、パイオニアになるのは難しいという事。

 今見ればクラシックな彼の演奏も当時としては革新的であり、後のロックギタリストの礎になっているのは言うまでもありません。


 長く語り継がれて当然の偉大なレジェンドギタリストであると思います。



Baby Let's Play House



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