伝統のカルフォルニアアンプ「
Mesa Boogie」創業50周年を記念して、特別なMesa Boogieが発売になりました。

一見するとMesa Boogieらしくないその風貌。
Mesa Boogieの原点とも言える、クラシックなスタイルに立ち戻ったMESA/Boogie。
「California Tweed」です。
見た目の雰囲気もそうですが、何よりMesa Boogieらしからぬシンプルな操作系。
”Gain”、”Master”に”3バンドイコライザー”+”Presence”コントロール。
”Nomal”と”Low”、2つのインプットは用意されていますが、何よりシングルチャンネル仕様。
ブランドロゴが無ければ、Mesa Boogieとは思えぬスタイルが特徴的であります。
それもその筈で、本機が目指したのは究極のクラシックアンプ。
”Blackface”のレスポンスと”Tweed”を基にした構造を組み合わせて誕生したのが、この「California Tweed」です。

出力は40w。
プリ管には”12AX7”x5 & ”12AT7” x1を搭載。
パワー管には最大4本の”6V6”真空管が使用されます。
といいますのも、本機には最大40wから最小2wまで、5段階の出力選択が可能になっており、出力によりパワー管の使用本数が変化する設計となっているからであります。
さらにスプリングリバーブを内蔵。
リバーブは別売りのフットスイッチによるコントロールも可能です。
本体背面にはエフェクトループ(バッファード)も備えています。

アンプヘッド型とコンボ型が選択出来る「California Tweed」でありますが、アンプヘッド用には専用のキャビネットも用意されています。
コンボタイプもキャビネットもスピーカーはJensen ”Blackbird”を搭載。
コンボタイプは12インチ一発。
キャビネットは12インチスピーカーx2という仕様です。
クリーンからソウルフルなドライブサウンドまでをカバーする究極のクラシック。
一般的なMESA/Boogieファンからすると少し路線の違う製品にも思えますが、アンプリファイの歴史を振り返ればここにたどり着くという、まさに原点。
現代的なMESA/Boogieとは一味違う魅力が感じられるモデルに感じます。


楽天市場
- 関連記事
-
スポンサーサイト