今年2月に設立され、Hi-STANDARD「横山健」氏の思いが詰まった数々のギターアクセサリー製品を発売してきた「
Solid Bond」から、遂に”Ken Yokoyama”シグネチャーモデルのセミアコースティックギター製品が登場。
今月4日より発売開始となっています。

Solid Bond / Coursesetter Sandy
モデル名になっている「Coursesetter」は、”自分の進む進路 (Course)を決めて進んでいく (Set)”という横山氏の思いが込められた造語なのだそうです。
まさしくこれから夢に向かって突き進もうとする若者の背中を押す、ギターを愛する横山氏からの強いメッセージが込められた一本と言えるでしょう。

Solid Bond / Coursesetter Sandy
これまで、「Gretsch」ブランドから
シグネイチャーモデルが発売になったり、自身プロデュースのブランド「
Woodstics」からエレキモデルが発売されていたりした横山氏でありますが、今回発売された「Coursesetter」は伝統的なセミアコースティックスタイルのエレキギターです。
ブランドとしての位置づけとしましては、まずは”ステューデントモデル”という事で、しっかりとした造りながら価格を抑えた品という事になるようです。
つまりは、今後さらにプロスペックの製品を開発する計画があるのかもしれません。
本機は、メイプル(Plywood)のボディにマホガニーネック。
スプルースのセンターブロックを持つ構造。
305mmRの指板はローズウッド製。

Solid Bond / Coursesetter Walnut
カラーは2色用意されており、渋めの”ウォルナット”カラーとラメ入りの”Sandy White”(横山氏が命名)カラーを設定。
ウォルナットモデルはシルバーパーツ。
サンディホワイトモデルは豪華な印象のゴールドパーツ仕様となっています。

Solid Bond / Coursesetter Walnut
ブリッジは伝統のBigsby。”B70”。
ピックアップは、ESP製品やPRS製品などにも採用されている「G&B」製品。
”G-113”&”G-113-1”を搭載。
ネック側とブリッジ側それぞれをコントロールするVolumeとTone。
それに加えて、一弦側ホーン部に搭載されたマスターボリュームが扱いやすさの決め手となる仕様との事です。

Solid Bond / Coursesetter Walnut
チューナーはロトマチックタイプの物を採用しています。
存在感のあるヘッドデザインがなかなか恰好良い一品であります。
ブランドとしてはスチューデントモデルでも、それなりの価格がしてしまう「Coursesetter」でありますが、本来しっかりとした素材や部品を使用し真面目に生産すればこの位の価格になってしまうというのは当然の事でしょう。
逆に言えば、それだけ自信をもって送り出した品だと考える事も出来ます。
未来の横山健2世はこの一本から。
そんな希望を抱かせてくれる品だと感じました。

Solid Bond / Coursesetter Walnut

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