本日は不定期記事「おっさんの戯言」。
今回は、最近Amazonさんの方で(個人的に)特に気になったあるエフェクターブランドのお話。

それがこの「GOKKO」というブランドのコンパクトペダルです。
Amazonさんに並ぶ数多の格安ペダルの中でも最廉価な価格帯である¥3.000-程のペダルを幾つも販売しているこちらのブランド。
発売する「GOKKO AUDIO」をネットで調べてみましたところ、オフィシャルホームページには”Design & Engineering in Italy”との表記が。
デザインや設計はイタリアで行っているという事なのでしょう。
しかし、連絡先を見てみますと、やはりと言いますか中華製廉価ペダルでお馴染みの地、中国は深セン市となっています。
製品の組み立てなど生産地は中国?
製品説明にはしっかりと”イタリアのブランド”と書かれていたりしますが、結局のところ中国のブランドという事になるのでしょうか。

どの国のブランド/製品かという部分についてはなかなかグレーな感じが致しますが、製品自体は価格とは見合わぬ立派な姿をしております。
YOUTUBEにもオフィシャル(と思われる)製品レビュー動画などが数多くアップロードされており、どれもが価格に見合わぬ性能を持った製品であるように思えます。

格安コンパクトペダル以外にも(アナログ)3in1ペダルなども販売しており、価格は6,000円台。
ヘッドフォン端子やDI出力なども搭載しており、これまた価格的に驚きの品であると思います。

さらには、周辺機器なども充実。
ハイカレント出力まで備えた立派なパワーサプライがパッチケーブルまでセットになって3,000円台。
各端子動作LED付。
ショート保護機能にUSB端子まで備えているとは、いやはや驚きです。

しかし、よく似た製品が他の中国製廉価ブランドからも発売されていますので、パワーサプライに関してはOEM製品だったりするのかもしれません。

結構値の張るマルチエフェクトペダルなどもラインナップしておりますので、今はそれほど知名度がなくとも今後さらに成長していく可能性のあるブランドなのかもしれません。
とにかく、価格と性能が良い意味で見合わないブランドが次々登場してくるもので御座います。

ついでに、もう一つ目につきましたのが、こちらの「MIMIDI」というブランド。
こちらは深センのお隣の広州から販売されているものなのでおそらく中国製。
オーバードライブやコンプレッサーなど5種がラインナップされている手のひらサイズの小型ペダル。
価格は¥2,700-程(税抜き)とこれまた激安なのですが、デジタルディレイまでこの価格で販売されているのに驚きました。
デジタルディレイが2,000円台とは。
これこそ開いた口が塞がらないというもので御座います。
もちろん安ければ全て良しなどと言うつもりは御座いません。
しかし、この価格でギターがより楽しくなる機器が手に入るというのは非常に嬉しいものであります。
最近は次々と高級な品も登場している中国製品。
価格の二極化が進んでいる様にも感じられますが、まだまだ面白い品が登場してくるのではないかと目が離せない存在だと思います。
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