ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ97回目。
今回は、ロックギターでよく使われます省略コードを行ったり来たりするパターンの練習です。
省略コードという事で、押さえるの自体は左程難しくありませんが、複数の省略コードを瞬時に切り替える様な演奏方法は意外と練習が必要だったりもします。
という事で、そんな単純ですが要練習なコードパターンを二つ程。

最初は4弦~2弦を使った省略コード二つの組み合わせ。
最初のコードはCM。
二つ目は3度音程が省かれてしまっていますので少々苦しいですがG7(もしくはomit 5のDm add11)です。
どちらも押さえるの自体は難しくありませんが、これを瞬時に行き来する様な使い方となりますので、少々難しくなります。

例えばこんな感じ。
ですが、二つのコードを行ったり来たりする練習ですので、リズムパターンは変えてしまっても構いません。
コードチェンジの際に音を切ったり、ブラッシングを入れたりすると多少コードチェンジの粗は消せますので、色々とカッティングパターンを練習してみるのも良いと思います。

続いてもロックギターで良く使われる省略コードパターン。
上記の場合はAMとD7という組み合わせになります。

こちらもそれぞれの省略コードを押さえること自体は簡単だと思いますが、この二つを組み合わせた場合、D7コードを薬指でセーハする押さえ方が普通になるのではないかと思われます。
従いまして、案外コードチェンジに慣れが必要かと思います。
リズム通り弾いたつもりがコードチェンジが早くなってしまったり、実は有る弦が鳴っていなかったりと意外と失敗しやすいものであります。
そんな点に注意しながら、力まず演奏出来る様に練習してみると良いかと思います。

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