本日は不定期記事「おっさんの戯言」。
今回は、Amazonさんでお馴染みの中華ブランド「Donner」のマルチペダルについてです。

一般的にマルチエフェクトと言いますと、自由にエフェクトパッチを組み合わせて自分好みのエフェクトセットを作りだすタイプを指すものかもしれませんが、Donnerブランドから発売されているものはこうした複数のペダルを一つに纏めた様なタイプ。
複合型ペダルと言う形態のものです。
Donner ”Alpha”シリーズとして展開されているこの製品は、3つのエフェクトを一台に纏めたタイプで、上記「Alpha Cruncher」モデルは”ディストーション”+”コーラス”+”ディレイ”と一台で基本的なギターサウンドが生成出来てしまうという大変便利な機器であります。
3タイプのエフェクターがセットになっていてお値段約6,000円。(2020年2月現在)
恐るべき低価格のペダルエフェクターが世に溢れる様になった今としても、かなりお得な価格設定の品だと感じられます。
もちろん、各エフェクトを繋ぐ為のパッチケーブルが要らないという事で、その分もお得。
ペダル同士を繋ぐルーティング由来のトラブルもこの機器の部分には問題が発生する恐れがないというのも優秀なポイントです。
しかも、大抵のマルチエフェクトと違い、コンパクトペダルをそのまま横に並べた様な機器ですので、扱いはペダルタイプのエフェクター同様。
直感的なつまみ操作による扱い易さというのも有利な点だと思います。
しかし、問題があるとすれば、内臓されているエフェクト、特にドライブエフェクトなどが好みでない場合。
これは、ドライブエフェクトのみ自分好みの物を選択し、Donner Alphaと組み合わせて使えば回避出来ますが、最近ではこんな製品も登場しています。

ドライブエフェクト非搭載のAlphaシリーズ、「Alpha FX」です。
本機は、”モジュレーション”、”ディレイ”、”リバーブ”を搭載した複合ペダルです。
ドライブペダルは別の物を使用したいと考える場合には実に合理的な複合ペダルであります。
最近ではかなりリーズナブルな製品を見かける様になったものの、元々値の張るディレイやリバーブエフェクト。
ですが、こちらもお値段約6,000円と、かなりお得な品と言えるのではないでしょうか。
お気に入りのドライブペダルとAlpha FX。
それだけでかなり満足度の高いエフェクターセットが出来上がってしまうのではないかと思います。
他もハイゲインドライブ搭載型やベース用、アコースティックギター用なども発売されているDonner Alphaシリーズ。
用途によっては、大掛かりなシステムよりも使える機器になるのではないかと思います。
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