かつて世界的に超有名なギタリストも愛用していた、「
Fender」70年代後半の珍品”Lead”モデルが復活。
現代の材料事情を象徴するかの様なパーフェロー指板採用のニューモデルとして登場致しました。

Fender / Player Lead II
ストラトキャスターとは少し異なる特徴的なダブルカッタウェイボディとノントレモロのハードテイルブリッジ。
往年の姿をそのまま現代に蘇らせた、新しいFender 「Lead」です。
今回発売されたのは、シングルコイルピックアップx2搭載の”LEAD II”とダブルコイルピックアップx2搭載型の”LEAD III”。

Fender / Player Lead III
かつては、ダブルコイル一発のみの”LEAD I”というさらにマニアックな機種も存在しましたが、今回はラインナップから外れております。
しかし、発売された2機種に関しましては、ピックアップセレクトとフェイズ(Lead II)やコイルタップ(Lead III) などをコントロールする為に搭載されたデュアルトグルスイッチなどは当時のままの姿が再現されております。

Fender / Player Lead II
ボディカラーによっては、メイプル指板モデルも設定されております。
ボディ材は全てアルダー仕様。

Fender / Player Lead III
ハードテイルブリッジ仕様ですので、弦は当然裏通し仕様となります。

Fender / Player Lead III
フレット数はオリジナルより一つ増えた22フレット。
ミディアムジャンボフレット採用、指板R9.5インチ(241R)と操作性は現代的なFenderモデルとなっているのも特徴です。
ストラトキャスターモデルより少々小ぶりなこのスタイルに以前より興味を持っていた方も多いかもしれませんが、やはり設計の古いオリジナルモデルを手に入れるとなると少し躊躇していたという場合もあるのではないかと思います。
ですが、今回のLeadは、見た目は昔そのままでも仕様は現代的。
使い倒せる一本として注目される存在になるのではないかと思います。
ノントレモロの扱いやすさと豊富なサウンドバリエーション。
今まで定番機種化されて来なかったのが少し不思議に感じるモデルだと思います。
ある意味、時代がLeadに追いついたと言えるのかもしれません。

Fender / Player Lead II

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