ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ99回目。
今回は、ギターのフレーズに当たり前の様に頻出する弦2本を使った省略フレーズの練習です。

簡単に押さえられて、ロックギター等では効果的という事で、非常に使いどころ多いこのパターン。
同一フレットの弦2本を押さえるだけですので、押弦も簡単。
しかし、簡単であるが故に意外と適当に弾いてしまっていたりもするのではないかと思います。
ですので、今一度確認の意味を含めて練習をしてみようという事です。
一応この形はどんな和音になっているか確認してみますと、C音が根音として考えると上に乗るのはF音。
つまり4度関係。
転回すれば、F音の上にC音が乗る5度コードになります。

ただし、3弦と2弦を跨いだ場合にはチューニングの関係上半音ズレますので、C音基準で考えますと上に乗るのはE音。
この場合5度音程を省略したCメジャーと考えられる組み合わせとなります。
ちなみにこれも転回してみると、E音から見たC音は完全5度より半音高い短6度。
Eaugから長3度(G♯)を抜いた形となります。

2弦+3弦の場合を除き、4度(/パワーコードの転回系)関係になるこの形の使いやすさが分かった所で実際に押さえる練習です。
と言っても内容は非常に簡単。
初心者の方でも直ぐに弾けてしまう様な内容です。
しかし、正しく2本の弦が鳴っているか?という点に注意しながら弾いてみると意外と上手く行っていない事があるかもしれません。
簡単故に乱暴に扱ってしまいがちなのだと思います。
かといって、無駄に力を入れて押さえすぎても問題ですので、適度な力で円滑に弾ける様心がける事が大事だと思います。
さらにもう一つ。
押さえる弦によってはかなり余弦ミュートに余裕があるはずですので、鳴らさない弦含めてバサッとピッキングしても良い様なものですが、あえて2本の弦だけをピッキングするようにするとまた少し難しくなるかと思います。
初心者の方であれば、押弦よりもこの該当2本の弦だけピッキングするという事の方が難しいかもしれません。
その場合には、とりあえずどこか同一フレット2本の弦を押さえ(そのまま左手は動かさず)右手のピッキングのみ繰り返し練習するところから始めてみると良いかと思います。
上記TAB譜の場合には人差し指と薬指を使うのが普通だと思われますが、中指や場合によっては小指でも押さえられる様練習しておくと良いと思います。


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