本日は不定期記事「おっさんの戯言」。
近年、ギター用途としてその種類を増やし続ける木材。
エレキギターと言えば、マホガニーにアルダー、アッシュやメイプル、エボニーやローズウッドと言った素材が定番でありましたが、環境保護の観点から幾つかの素材が供給難となってから久しいものです。
そうしたことから、最近では今までの定番素材の兄弟や仲間と言いますか、似た特性を持つ別の木材や人工素材などが多く活用される様になってきております。
しかし、その種類は年々増え続ける一方でありまして、それこそ世界中の木材素材が利用されるようになっています。
中には全く聞いたことのない木材が登場することも珍しくありません。
そこで。
最近、国内有名楽器店「島村楽器」さんがWeb上に公開したページが非常に為になるものでしたので、今回はそれをご紹介したいと思います。

島村楽器さんの運営するWebサイト”ギタセレ”では、数年前よりギター用として使用される木材を解説した”ギターで使われる木材事典”という特集記事が掲載されております。
最近、ここで取り上げられた多くの木材をインデックス形式で閲覧できるページが公開されました。
→ Google検索 ”
ギタセレ 木材辞典”
この”ギターで使われる木材事典 INDEX”には、実に80種類近いギターに使われる木材が纏められており、定番素材から最近よく聞くようになった素材、珍しい素材などの各種情報にアクセスすることが可能になっています。
こうした素材はギターのみに使われるモノとは限りませんので、これまでも木材素材を調べようと思えば幾らでも調べられる事は調べられたと思います。
しかし、楽器店さんが制作したこのWebサイトは、完全に楽器素材としての見かた/楽器店目線の木材解説ですので、ギター愛好家にとっては大変参考になるものだと思います。
もちろん、この辞典に乗っていない素材も次々と登場しているのが現状ではありますが、今現在のギターに多く使用されている素材に関しては大抵記載されているものと思われますので大変有用です。
実際、素材がギター全ての音色を決める訳ではございませんが、素材由来の傾向や特性などが気になった場合にはとても役に立つ情報だと思います。
気になるギターが見つかった時などに、そのギターの素材からも素性を探ってみる。というというのも面白いのではないでしょうか。


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