近頃は国内でもその製品を良く見かける様になった中国ブランド「
NUX(ニューエックス)」。
複数エフェクトなどを一つのペダルに纏めた”Verdugo Series”の新作2機種が国内発売を開始しました。

まず一つ目は、コンプレッサーとブースターを一つのペダルに纏めたストンプボックス。
NUX 「Masamune」という製品。
コンプレッサーとブースターという基礎的なサウンドを作る上で欠かせない2つの機能。
本機はただこれを一つのペダルに纏めただけではなく、多彩で詳細な設定を可能とする高機能が売りの製品となっております。
コンプレッサーとブースターは、並列・直列・各単独といったルーティングが可能。
これは本体上部のスライド式スイッチで簡単に設定する事が出来ます。
本体中央にはブレンドコントローラーが搭載されており、本体左側がブースターのコントロール。
右側がコンプレッサーのコントロールとなっています。
ブースターには、ハイカット機能を搭載。
コンプレッサー側には、クリッピングレンジを2種から選べる選択スイッチが搭載されています。
両エフェクトを自由にルーティング可能で、どちらか単体でも使用可能。
ブレンドコントロールまで付いていますので、かなり通好みな使い方も可能なのではないかと思われます。

続いては、ディレイとリバーブを一台に纏めた一台。
NUX 「ATLANTIC」です。
ディレイとリバーブを一台に纏めた製品というのは、これまでも数多く開発されてきたと思いますが、本機の場合にはさらに詳細な設定を可能としている点が目新しい製品だと思います。
まず、ディレイ/リバーブ共に3種のモードを搭載。
本体左のディレイ側には、70s/60s/80sと三つのモードを搭載。
これは各年代をイメージした設定となっており、70sモードはBBD素子が使われ始めた時代をイメージしたモードです(ディレイタイムは40ms - 400ms)。
60sモードは、暖かみのあるエコーマシン時代。(55ms - 550ms)
80sモードはクリアなデジタルディレイを再現するモードです。(80ms - 800ms)
リバーブ側では、スプリング、プレート、ホールの三種類からタイプを選択する事が出来ます。
先ほどの 「Masamune」と同じく、自由にルーティングが可能になっており、ディレイよりもリバーブを先に持ってくる事なども出来ます。
出力はモノラル対応のステレオ仕様。
インプットはY字分岐ケーブルに対応しており、アンプのセンドリターンにケーブル一本で接続する様な使い方にも対応している製品です。
以上、NUXの新作複合型ペダル2機種。
どちらも最新設計という事で、あれば便利と思われる機能がコンパクトに纏められた使いやすいペダルになっている感じが致します。


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