実際の発売は2021年2月の予定と少し先になりますが。
人気・実力ともに高い評価を得る日本のバンド、「9mm Parabellum Bullet」のギタリスト「滝善充」氏の新シグネイチャーモデル発売が発表されました。
全体的に渋い印象の「滝善充」氏シグネイチャー、Edwards 「KARMASTER」です。
ESP傘下、「Edwards」ブランドより発売になるこの新作は、同ブランドの中でも特別な”EDWARDS Platinum Edition”のSignature Seriesとして発売されるものです。
一見するとジャガー/ジャズマスタースタイルを基本としたモデルに見えますが、実は驚くほどの軽量化を果たした特別設計のエレキギターであります。
構造的にはGibson 「Firebird」の様にセンター部分に厚みのある設計。
(ただしネック接合はボルトオンジョイントです。)
まず驚きなのがウィング部分にあたるセンター部分を除いた左右ボディの厚さ。
なんと17mmと極薄設計となっております。
センター部分は、この17mm厚のボディにさらに7.5mm厚のアルダー材を上下に挟んだ構造となっております。
それでもセンター部分の厚みは32mm。
かなり薄型です。
こうした設計を持つ事から、トグルスイッチやマスターボリューム、舟形アウトプットジャックなどが本体下部に一直線に並んだ形となっているのが特徴的。
単なるデザインの問題ではなく、極薄ボディ構造からくるこの配置。
斬新であります。
ブリッジ部はトレモロレスのハードテイル仕様。(弦裏通し)
ハードメイプルネックにパーフェロー指板仕様。
ピックアップにはSeymour Duncan ”SH-6 Distortion”が採用されています。
滝氏曰く「とにかく軽さを追求した」という驚きの一品。
エレキギターの常識を打ち破る、驚きのシグネイチャーモデルであると思います。
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