最近は少し珍しい存在となってしまった、昔ながらの真空管をそのまま搭載したエフェクター。
しかし今なお、リアルな真空管搭載型ペダルに拘る国内ペダルブランド「
beyond」から、新作歪みペダル2種が発売になりました。

何時もの様に、筐体の厚みよりも高さのある真空管ガードが大迫力のbeyondペダル。
今回発売になったのは、リアルな真空管搭載型のディストーションとオーバードライブ。
どちらの新製品も真空管の持つ”音圧”を最大限に感じさせてくれる新作ドライブペダルであります。

まずはディストーション、「Beyond Tube Distortion」。
本ペダルに採用されたのは、Erectro-Harmonix社製 ”12AU7 EH”真空管。
これにより、真空管ならではと言える音の輪郭と存在感とを有するディストーションを生成してくれます。
コントロール類はペダル正面に配置されたチキンノブが”Gain”。
筐体右側面の小さなノブが”Tone”と”Volume”という3ノブ構成になっております。
スイッチはトゥルーバイパス仕様。
動作LEDは真空管直下に設置されており、真空管の輝きでペダルのON/OFFが分かる仕組みになっています。

つづいて、外観的にはほぼ同じですが、こちらはオーバードライブ。
「Beyond Tube Over Drive」です。
真空管に関しましては、こちらもErectro-Harmonix社製 ”12AU7 EH”と、ディストーションペダルと同様。
真空管アンプを飽和させた様な独特のサウンドを生成してくれます。
コントロール類もディストーションペダルと同じ構成の3コントロール。
直感的にセッティング可能で、本物の真空管サウンドを。
実に分かりやすい設計/性質のペダルであると思います。
トゥルーバイパス仕様。
いくらテクノロジーが進化した現代でも、昔ながらの真空管サウンドは捨てきれないという方には、何より注目のbeyond製品であると思います。


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