アメリカブランド「29 Pedals」の開発したサウンド補正機能付きバッファーペダルが日本へとやって参りました。

見た目からして既に格好良いこちら。
29 Pedals 「EUNA」という製品です。
格好良いというのは完全に私個人の感想でありますが、非常にシンプルで目新しい雰囲気の製品であります。
本機は、シグナルを補強し、楽器本来のサウンドをエンハンスすることを目的とした製品で、言うなればサウンドをトリートメントする様なサウンドフィルターペダル。
まず、内臓されたバッファーによりクリーンシグナルの下ごしらえを行い、搭載された3つのスイッチにより特定の帯域を補正するといった仕組みになります。

本体上に装備されたスイッチは”Harmonics”、”Bright”、”Low”の三つ。
あらかじめ設定された特定の帯域をプッシュし、アンサンブルでの存在感を増してくれます。
既に決められたセッティングをON/OFFするだけ?と抵抗感を感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、有名ブティックペダルなど特定のセッティングを推しているが為に、コントロールノブの可変域は非常に小さいという様な製品もありますので、単純なスイッチになったからといってその全てが良くないとは言えないのではないかと思います。
むしろ、細かすぎるコントロール性能は邪魔だと考える様な方には、この形態は非常に助かる仕様なのではないかとも考えます。
本体上部には、バッファーが乗る事を嫌うヴィンテージエフェクターなどを活用する際に役立つ、エフェクトループも搭載。
これは、本機をOFFにした際に作用するエフェクトループとなっております。
(エフェクトループに何も接続していない場合には、本機OFFでトゥルーバイパスになります)
さらに、内臓オペアンプはソケット式。
好みに合わせたオペアンプと簡単に交換できる仕様となっています。
駆動電源は7.5~35Vに対応。
乾電池駆動は出来ません。
何から何まで通好みと言った雰囲気のサウンドトリートメント&バッファーペダル。
素材の良さ(自慢のギター)を生かしたい方に特に注目して頂きたい機材だと思います。


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