たとえギター程扱えなくとも、DAWソフトウェアなどを利用する上であると便利なのがMIDIキーボード。
私もかなり古いMIDIキーボード/コントローラーを一台所有していますが、何分数十年前の品故に、極単純な機能しか搭載していません。
音源など内臓している訳でもなく、まさにシンプルなキーボード型MIDIコントローラーです。
それでも私程度のDAW操作ならば、別段困る事など無いのですが、最近のキーボードを見るとその進化に驚かされてしまいます。

M-Audio / Oxygen Pro 49
こちらは今月発売になったばかりの「
M-AUDIO」製品。
49鍵タイプの「Oxygen Pro 49」は、見るからに高機能な製品でありますが、鍵盤以外に搭載された多数のボタン、パッド、フェーダーによりありとあらゆるDAWソフトウェアのコントロールを可能とする多機能MIDIコントローラーです。

M-Audio / Oxygen Pro 49
しかも、特定の音階キーのみ作動させる事の出来るスケールモードや和音のボイシングなどを設定出来るスマートコードモードなど入力支援機能も高性能。
さらに、詳細な設定が可能なアルペジエーター機能なども装備しています。
これならば、そこまで鍵盤演奏技量がなくとも、十分快適な音楽創作/音程入力作業が可能になるでしょう。
PCのキーボードやマウスなどを一々触ったりせずに、ただ創作に集中出来そうです。

TAHORNG / ORIPIA88
うって変わって、こちらは超シンプル志向なMIDIキーボード、TAHORNG 「ORIPIA88」。
88鍵とプロスペックではありますが、ボタン類は必要最小限の製品です。
しかし、このキーボード。

TAHORNG / ORIPIA88
折りたためます。
使わない時には、かなり邪魔になる。
故に32鍵程度のミニキーボードなどが重宝されていると思いますが、こうして折りたためるのであれば(演奏技量のある方は)88鍵を選ぶでしょう。

TAHORNG / ORIPIA88
完全に折り畳んだ状態のサイズは331 x 126 x 85 mm。
これなら使わない時の置き場にも困りません。
しかもスピーカー搭載。(2w x2)
接続は(本体給電を兼ねた)USB端子になります。
驚くほどパソコンが進化し、DAWソフトウェアが進化して行く中、入力機器だけ進化しない訳はないというのは理解出来ますが、それにしても様々な事が楽器側からコントロール出来る様に、便利になっていく姿には驚きを感じます。
ここ数十年、パーソナルでの音楽制作環境も随分変化してきましたが、これからさらにどんな形になっていくのか、楽しみは尽きないと感じます。

M-Audio / Oxygen Pro 49
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