本日は不定期記事「おっさんの戯言」。
近年、リアルなキャビネットシミュレーション技術、”IR(インパルスレスポンス)”ファイル対応のマルチエフェクターやギタープロセッサなどが次々登場しておりますが、高品質/高性能となれば自然と高価な製品が大半というイメージではあります。
しかし、実はリーズナブルな価格帯のマルチエフェクターにも、このIR対応機種などが存在しております。

リーズナブルなIR対応マルチと聞けば、当然中国ブランド製品だと想像されると思いますが、まさしくその通り。
「
NUX」や「
FLAMMA」と言ったAmazonでお馴染みのブランドが開発したIRファイル対応マルチエフェクターであります。

今何故、これらの中国ブランド(IRファイル対応)マルチエフェクターに注目するかと申しますと、発売からしばらく時間が経った結果、結構なお買い得価格で販売される様になって来ているからであります。
しかも、競合する中国ブランド同士で値下げ競争をしているかの様な過激な値動きを見せておりまして、この記事を執筆している時点でAmazonさんでの販売価格はどちらも\14,000-程度。

同じく中国ブランド「
VALETON」も似たようなグレードのIRファイル対応マルチエフェクターを発売しておりますが、これは\17,000‐程の価格であることを考えると先のMG-300やFX100が如何に価格的優位に立っているのかがお分かり頂けるかと思います。
もちろん、使ってみて初めて分かる操作性の優劣もあると思いますし、高級機に比べればモデリングの質の差も確実にあるはずです。
しかしながら、\14,000‐程の価格でIRファイル対応。
しかも、サードパーティー製のIRファイルにも対応し、USB端子はオーディオインターフェイスとしても利用可能です。
レコーディング用途などホームユースに限れば、これ程コストパフォーマンスが高く、有用なギターイクイップメントはないのではないかと言うような、使い出のある製品だと思います。
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