ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ115回目。
今回は、柔軟かつ正確なピッキング動作を養う為の練習フレーズです。

例によってやること自体は極簡単。
2つの弦を使ったパワーコードを弾いた後、3つの弦を使用したルート音のオクターブ上を加えたパワーコードを弾く、それの繰り返しです。
こうしたフレーズを弾く場合、右手動作をあまり意識しないまま左手のミュートで鳴らす弦の数をコントロールするという方法も考えられますが、今回は正確に2本の弦または3本の弦を弾く事を意識してピッキングして頂きたいです。
演奏するテンポは各々出来る範囲で構いませんが、正確に2本の弦/3本の弦をピッキングしようと意識すると意外と右手に負担がかかるものだと思います。

余裕があれば、さらにピッキングする弦を増やしてみても良いでしょう。
こうなると、単純にパワーコードを演奏しようとピッキングする場合と6弦全体をカッティングする様なピッキングの方法とで、右手の振りに異なるイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
しかし、こうした練習を続けることで、それらも自然に右手が振れる(ピッキング動作が行える)様な感覚になっていくのではないかと思います。
さらには、ブリッジミュートを加えたパターンなどを交えて練習してみると良いと思います。
どちらもしっかりと左手ミュートを活用すれば簡単なものですが、右手の正確なコントロールを意識しての練習を行う事で今以上のピッキング動作技術の向上に役立つものになると思います。
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