ドイツはベルリンに本拠を構えるペダルブランド「KMA Machines」製品がイケベ楽器店さんで取り扱いを開始したそうです。

ドライブペダルのみならず、”オクターバー”関連や”フリーケンシースプリッター”などユニークな製品を開発しているKMA Machinesですが、今回取り扱いが始まったのはドライブ系ペダル4種。
まず、こちらの「Wurm 2」は”2”というだけあって、以前発売されていたハイゲインディストーション「Wurm」の改良モデル。
筐体を小型化すると共に、イコライザースタイルを選択出来るミニスイッチが追加された新型です。
イコライザーは、ハイミッドとローミッドを加えた4バンド。
さらには、筐体内にトリマスイッチが用意されており、トーン周波数の微調整も可能な仕様となっております。

そんなハイゲインディストーション「Wurm 2」にノイズゲートを組み合わせたのが「Guardian of the Wurm」。
こちらの場合には、イコライザーがスライダー式コントローラーとして搭載された形となっております。
ただ単にドライブペダルとノイズゲートをくっ付けただけの製品ではなく、Wurm 2では内部トリマスイッチとして搭載されていた周波数調整機能が小さなノブとして搭載されていたり、クリッピングダイオードを変更可能なミニスイッチやドライミックスの”Blend”コントロールが搭載されるなど、Wurm 2をさらに使い易く、機能を拡大した形の製品となっております。

続いては、本体から直接インプットジャックが突出している形のヴィンテージファズボックス、Jordan Electronics 「Boss Tone」に影響を受けたというファズペダル「Fuzzly Bear 2」。
クラシックファズに影響を受けたとしながらも、扱い易いところは非常に現代的。
バイアス調整を行う”SKIN/MEAT”ノブ搭載で、サウンドメイクの幅が広いのも特徴です。

最後は、とにかく多彩なコントロール性能を有するBig Muffの進化型ファズ/ディストーションペダル、「Chief Disruptor」。
トップブーストON/OFFから、中域のFREQコントロール、中域カット/ブースト、さらにはドライ音ブレンドなどなど、とにかく多彩な機能を詰め込んだ一品。
外部ペダルを接続すれば、フットコントローラーで中域周波数のコントロールも可能になります。
ここまでくると、果たしてBig Muffの進化系と呼んでも良いものかと悩んでしまう様な一品です。
以上、ドイツブランド「KMA Machines」のドライブペダル4種。
すべて駆動電源は9V。
乾電池駆動には対応しない製品です。


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