既に大きく報道されておりますので、多くの方がご存じの事とは思いますが。
先月28日、「坂本龍一」氏がこの世を去りました。
71歳でした。

「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」での活躍はもとより、数々の映画音楽作品を手掛けるなど、世界的人気を誇った坂本氏。
映画「戦場のメリークリスマス」では、デヴィッド・ボウイ等と共に役者としても世界的な評価を得ました。

坂本氏がこの映画の為に作曲した「Merry Christmas, Mr. Lawrence」は、「デヴィッド・シルヴィアン(Japan)」によって歌詞が付けられ、「Forbidden Colours」としても発表された事がわたくし個人大変記憶に残っています。

その他にも坂本氏は、満洲国皇帝「愛新覚羅溥儀」の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」などの映画音楽やオリンピックなどのテーマソング、CM曲など数多くの名曲を残し、まさしく「世界のサカモト」として活躍を続けてきた人物でした。
長らく癌と闘病を続けている事が伝えられていた坂本氏でありますが、そうした中でも創作活動やコンサート活動を続け、まさしく死の直前まで作曲活動をしていたと伝えらえておりました。
今年の初め、盟友「
高橋幸宏」氏がこの世を去り、その後を追うように旅立ってしまった坂本氏。
今後、彼の紡ぎだす新たな旋律が聞けないと思うと、唯々残念で仕方ありません。
日本の産んだ、偉大な作曲家のご冥福をお祈りいたします。
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