気になるギタリスト123回目の今回は、イギリス出身でありながらカントリーギタリストで有名な「アルバート・リー」です。

ロックギターにしか興味が無いという方からすれば、少々知らない存在と思われる彼でありますが、御年79歳の大ベテランである彼は、カントリーミュージック意外にもR&Bやロックギタリストとしても活動しておりまして、エリック・クラプトンのバックを務めた程のマルチプレイヤーでもあります。

そんなレジェンドギタリストである彼の愛機をアメリカの女性シンガーソングライター、「
セイント・ヴィンセント」が使用していたのも有名な話であります。

若干16歳からプロとして活動していた彼は、「Guitar player's guitar player」と呼ばれた程の幅広い音楽性と腕前を持ち合わせた人物。
カントリーギターというものは、実に速弾きにも近い高等テクニックが要されるものですが、その中でも彼の手数の多さ、そして演奏の性格性は驚くべき技術が感じられるものです。
しかも、歳を経ても技術にかげりが見える事など無く、近年まで長年恐るべきテクニックを披露し続けていたという鉄人でもあります。

2008年にソロアルバムを発表して以来、ここ15年ほど目立った活動は見られませんが、長年に渡りその卓越した技術を披露し続けてきたアルバート・リー。
レジェンド中のレジェンドとして、是非覚えておいて頂きたいギタリストであると思います。
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