ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ124回目。
今回は、先日の”ギタリストのお勉強”で取り上げました”
スパニッシュ(・フリジアン)スケール”を使って、いつもと少し変わった運指に挑戦してみようという試みです。

スパニッシュスケールは、Eフリジアンスケール3番目の音を半音上げてやれば良いだけという事で、基本的なメジャースケールと左程変わらないスケールなのですが。
E音スタートという事は、開放弦を使った一般的なメジャースケールを一音だけ変えて演奏すれば良い訳です。

しかし、こうして見ると意外とややこしい運指になってしまう印象です。
もちろん、このとっつきにくい形を練習してみるというのも無駄ではありませんが、もっと簡単なものを考えてみましょう。

こちらの基本は、
第7ポジションからのメジャースケール。
E音スタートで、G音を半音上げてやれば良い訳ですから、この様な形になります。
これならば、先ほどの開放弦を含んだ形よりも余程覚えやすく、運指難易度もそこまで高くはないでしょう。

高音弦側ならばこちらの様な感じになるでしょうか。
基本は
第9ポジションからのメジャースケールです。
分かりやすく、Eフリジアンからの第3音半音上げという形で考えてみましたが、この形さえ覚えてしまえば、CでもD♯でも幾らでもキーの異なるスケールが弾けてしまうのがギターの利点。
軽く運指練習をしつつ、独特な雰囲気のフレーズを味わいながらフレーズを創作してみても面白いと思います。
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