ギター練習に役に立ちそうな練習フレーズ126回目。
前回に引き続き、中々言う事をきかない小指を強化する為の練習フレーズです。
今回は若干、小指のストレッチ的な要素を含みます。

では、練習する内容ですが、譜面を見ると前回よりも簡単になっている様に見えます。
しかしこれを、あるルールに従い押弦して頂きます。
それは、あらかじめ五弦3フレットに人差し指、5フレットに薬指を押弦した状態をキープし、6フレットを小指で押さえるといった方法です。

無理やりTAB譜に表記するとこの様な感じになります。
3フレット/5フレットに、それぞれ人差し指と薬指を固定。
つまりは小指のみ押弦/離すを繰り返す練習となります。

そして注意点がもう一つ。
小指で6フレットを押さえる際に、極力”(6)
フレット直近”を押さえる様努力する事です。
注意点と言いましたが、むしろこの小指で”フレット直近を押さえる”という事こそがこの練習の一番の目的です。
小指がある程度動かせる様になっても、フレット直近を押さえられているかと問われるとなかなか難しいものだと思います。
これが上手く出来ていないとピッチの問題は当然の事ながら、小指運指の遅れなどが結構起きるものです。
しかもこれは、意識的に練習しないと中々克服出来ない課題でもあると思います。
慣れない内は、手指への負担がかなり大きい練習になるかと思いますが、丹念に取り組んでおくと良い結果を齎す内容だと思います。
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