新作が続く「
Electro-Harmonix」。
ロータリースピーカーエミュレーターペダルの新型2機種の発売が発表されています。

Electro Harmonix / Lester K ステレオ・ロータリースピーカーエミュレーター【予約注文/1月下旬発売予定】
先ずは、今回の新作の基本形となるElectro Harmonix 「Lester K」。
キャビネット内のホーン(音の出口)を物理的に回転させコーラスの様な効果を得る”ロータリースピーカー”を再現した、ロータリースピーカーエミュレーターペダルです。
モノラル対応のステレオ仕様。真空管エミュレートのドライブコントロール付き。
調整可能なファーストモード/スローモードを左側のフットスイッチで切り替え可能。
バッファードバイパス仕様。
オルガンとロータリースピーカーという組み合わせが一般的なイメージではありますが、ギターや他の楽器と組み合わせても独特な面白さが感じられるエフェクトだと思います。

Electro Harmonix / Lester G デラックス・ロータリースピーカーエミュレーター【予約注文/1月下旬入荷予定】
もう一つの新作は「Lester K」のグレードアップバージョン「Lester G」。
こちらは、「Lester K」の機能に加え、特別にデザインされたコンプレッサーを搭載したモデル。
更に、アクセラレーションコントロールが追加されています。
物理的にホーンを回転させるロータリースピーカーは、その回転速度を変化させようとしても瞬時に切り替わるという訳にはいきません。
エンジンの回転が上がるようにジワリと変化するものです。
その音響的変化をシミュレートしているのもこうしたロータリーエミュレーターの芸が細かいところなのですが、「Lester G」のアクセラレーションコントロールはその回転変化をさらに詳細に設定可能とした機能です。
ファースト/スローモード切替時に効果を発揮します。
また、エクスプレッションペダルも利用可能で、ペダルによりスピードをコントロールを可能にしています。
空気中を伝わる音。
その伝わり方の違いを利用する発明。
巨大なロータリースピーカーが今やこんな小さなペダルで再現可能となったのにも驚きですが、ホーンをぐるぐる回してしまおうと初めに考えた発想力にも驚きです。

Electro Harmonix / HUM DEBUGGER

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