画期的な「
toneprint」システムで知られる「
TC Electronic」から、新作が幾つか発表になっております。

一つ目は、最新テクノロジーイメージの強い同ブランドの製品としては珍しく感じる、シンプルな完全アナログバッファーペダル「BonaFide Buffer」。
通常のエレキギターから発せられる微弱なハイインピーダンスシグナルを強力なローインピーダンスシグナルに変換し、音質劣化を解消するペダルになります。
見た目も極シンプル。ただ繋ぐだけの製品です。
しかし、突然電源供給が遮断された場合に自動でトゥルーバイパス・モードに切り替わる機能(インテリジェントバイパスリレー機能)を搭載するなど、安心して運用出来る為の工夫が感じられる製品となっております。
ビデオでは100mケーブル使用時の音質劣化と「BonaFide Buffer」を通した場合の変化を見せながら、適切なサウンド設計に役立つ品であると紹介されています。

続いては、ベース用。
TC Electronicらしいと感じさせる1コントロールノブの製品。
ベース用マルチバンドコンプレッサー「SpectraComp Bass Compressor」。
”マルチバンド”型というのは、ロー/ミッド/ハイの周波数帯域それぞれに独立したコンプレッションを行なう方式。
エフェクト感の少ない、スムーズなサウンドが得られます。
ワンノブの操作のみで、周波数帯域別に最適なコンプレッションを個別に設定。
しかも、TonePrint対応で、更なる作りこみ、カスタマイズが可能な仕様です。

最後は、シンプルオペレーションで人気のルーパーペダル「
DITTO」シリーズの究極版。
デュアルループトラック装備の「Ditto X4 Looper」。
文字通り、2種類のループトラックを録音・再生可能な新型。
ペダル操作で、瞬時にループを切替えて使用する事が可能になっております。(2つのループの同時再生も可能)
ループの逆再生など7種類の多彩なループエフェクトも装備。
これもフットスイッチで操作可能になっています。

IN/OUTは、モノラル対応のステレオ仕様。
MIDIコントロールにも対応し、USB端子経由によるPC/MACへのデータインポート・エクスポートにも対応。
DIPスイッチも配備されており、細かな操作/動作モード設定も可能にしております。
従来の使いやすさはそのままに、デュアルループトラック仕様になった「Ditto X4 Looper」。
ライブパフォーマンスに使用するのはもちろんですが、バッキングトラックを切り替えながら練習という用途にも役立ちそうなアイテムだと思います。
以上3製品。
2016年2月発売予定の新作です。


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