アメリカブランド「
WALRUS AUDIO」から、新作アナログコーラス/ビブラートペダルが発売になります。

少しホラーを感じさせるデザインが描かれたペダル、WALRUS AUDIO「JULIA」。発売は3月末の予定。
まずこのペダルの製品名ですが、1999年にアメリカ海洋大気庁が南太平洋海域で録音した原因不明のサウンド”JULIA”から来ています。
その不可解なサウンドは何千マイルもの広範囲で確認され、どこにいても明確に聴き取れるものであったそうです。
JULIAは水の神のような存在~とも説明されていますが、一体どんな現象により引き起こされたものなのか、大変興味深いものがあります。
未知の生物/存在によるものなのか、単なる自然現象か、はたまた地球自身の叫びなのか。

そんなミステリアスな現象からインスパイアを受けたWALRUS AUDIO「JULIA」は、深海を思わせる深みのあるアナログサウンドから斬新な新しいサウンドまで生み出せるペダルになっています。
揺れ物のコントロールとしては一般的なRateやDepthの他に、Lag(プリディレイ)コントロールやDry-Chorus-Vibrato(ブレンド)を装備。
更に、三角波と正弦波とを切り替え可能なミニスイッチが搭載されています。
モジュレートのプリディレイを調整可能なLagコントロールは、短く設定するとスムースでタイトなモジュレーションになり、長く設定すれば深くリッチなモジュレーションになるそうです。
多くのコーラス/ビブラートでは、スイッチにより双方の切り替えという仕様が多い中、本機では無段階のブレンドコントロールとしている所にも新しいサウンドを予感させます。
スイッチはトゥルーバイパス仕様。駆動は9Vアダプター専用で乾電池駆動は出来ない製品です。
単純に新しい機能を組み込んだペダルですとせず、そのバックボーンとなるストーリーや機能・筐体などトータルで製品プロデュースをしてくるあたり、まさにWALRUS AUDIOの本領発揮といった新製品になっていると思います。
”JULIA”のストーリーを聞かされてからこの製品に向き合えば、おのずと新たなサウンドイメージが沸き上がってくるのかもしれません。


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