コメントありがとうございます。
確かに貴殿が仰るように、レッドカラーでブラックバインディングという製品イメージも過去のレスポールモデルで見られている形です。バックコンターに関してもアーティストモデルやフロイドローズ搭載型のLes Paul Axcessモデル等で既に取り入れられています。
そう考えれば流用しただけと受け取られても仕方ない部分はあるかと思います。
しかしその一方で、スタイルが定着している伝統モデルLes Paul Customに手を加えれば、不満や批判が出るのは火を見るよりも明らかだという事は容易に想像できる話だと思います。
またそれを承知の上で、新仕様を取り入れCustomの名を冠した製品を投入しようとする姿勢。そこに私はGibson社のチャレンジ精神を感じ、本モデルをして挑戦的な製品だと感じた部分です。
伝統スタイルのLes Paul Customを愛する方にとっては受け入れがたい点もあるかもしれませんが、個人的には常に未来を見据えるGibson社の力強さを感じる製品だと思いました。
Customを名乗る以上、やはり、外せない伝統的な意匠を取り入れつつ現代的にアレンジするのが「チャレンジ精神」としては正しい道ではないでしょうか。