「Digitech」から、新作ペダル2種の発売が発表になっています。
まずは、Digitechの看板製品。”Whammy”シリーズの新作ペダル。

WhammyがWhammyたる所以。リアルタイムなピッチコントロールを可能とするベンドペダルをあえて取り去ってしまったという驚きのWhammy。Digitech 「Whammy Ricochet」です。
選択出来るピッチは、オクターブ、2オクターブ、オクターブ+ドライミックス、2nd、4th、5th、7thの7種類。
更にRANGEスイッチにより基準音よりピッチを上げるか下げるかのコントロールが可能です。
後は、2軸コントローラーのBALLISTICSノブを設定し、ピッチベンドをかける速度とそこから戻ってくる速度とを設定。ペダルを踏むことなく、希望したピッチベンド(/リターン)が得られるという仕組みになっております。
ピッチベンドの軌道を示すLEDラダー表示も備えており、視覚的に動作の様子も確認出来る仕様。
単音ピッチベンドに有効なクラシックモードと和音モードを切り替えて使用可能。
モード切り替え操作は内部に記憶され、電源を切っても設定が保持される仕組みになっています。
まさに逆転の発想。足でコントロールする必要のないWhammy。オートWhammyとでも言いましょうか。
ピッチベンド性能の向上や付加機能の追加以外にもまだ進化のし様があるのかと驚かされる新作です。
さて、もう一点の新作は、ギター・ベース両用のシンセサイザーエミュレーションペダル。
Digitech「DirtyRobot」です。

本体上部には、V1とV2のモード切り替えが装備されており、V1モードでは古典的なシンセサイザーをエミュレートした効果が得られ、V2モードではボコーダーやトークボックスの様な効果が得られる仕様になっております。
サウンドメイクの為のコントローラーは4つ中3つが2軸コントローラーという実に細かい設定が可能な圧巻の仕様。
弄っているだけで楽しめそうなペダルに感じます。
接続端子は入出力共にステレオ対応。
ギターやベースであることを忘れさせてしまう程のその効果。
これまたDigitechらしい新作ペダルであると思います。


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