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 四十代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ギタリストのお勉強50

 ギターを弾く上で知っておくとお得な楽典その50。


 今回は、ノンダイアトニックコードの活用を考える意味での変化和音/クリシェについてです。

 スケールに無い音程を使う”装飾音”などと言う考え方もあるわけですので、当然和音にもダイアトニックスケール外のコードが利用される事が沢山あります。


 良くあるケースとしては、転調を行うために挿入されるノンダイアトニックコードなどが考えられます。

 クラシックなどでは、積極的なノンダイアトニックコードの活用と言える”変化和音”が利用されていたりします。

 これは、コードに含まれる音程をクロマチックに変化(上行/下行)させる事で、ダイアトニックコードには含まれない和音を作り出し活用する方法です。


 この方法論をより砕いて利用した様な考え方に”クリシェ”という用法があります。

 ロックやポップスなどでは良く見られる形態で、和音構成音の一つをクロマチックに変化させて行くコード進行です。


TAB238.jpg

 上記は非常に単純なクリシェの例です。

 Gsus4から始まりG major、Fsus4、F majorへと変化しています。

 注目して頂きたいのは、GとFをルートとするコードそれぞれ真ん中の音程。

 Gsus4のC音からB、B♭、Aと半音ずつ下降していく変化になっています。

 こうする事により、GからFへと単純に進行するよりも緩やかなコード進行/変化になるという訳です。


 しかし、単に緩やかなコード進行の為だけではなく、印象的なフレーズとしての活用も良くみられます。

 省略コードを分解して演奏したり、アルペジオフレーズとしてもよく使われます。


TAB239.jpg

 実際に弾いてみて頂くと、単純な変化にも関わらず非常に印象深いフレーズに感じられるかと思います。


 続いてもう一例。


TAB240.jpg

 今度は、C majorから始まりC音が半音ずつ下降していく進行。

 さてこの時、それぞれのコードはどうなっているでしょうか?


 C majorの次は、C音が半音下がってBになるので、構成音はB・E・G。EルートのE minor。

 次は短三度に減五度なのでE dim。

 したがってC → Em → Edim ?

 ・・・という解釈も可能と言えば可能なのですが、実はこれC majorのルートが下降しているのではなく、オクターブ上(8度)のC音が下降していると考えると理解し易いです。


TAB241.jpg

 全体を1オクターブ上げて仮にルート音Cを加えて見てみるとこうなります。

 つまりは、C major → CM7 → C7 というコード進行になっていると解釈出来る訳です。


 そして、この進行は転調にも活用出来ます。

 転調を行う際には、ターゲットとなる調性のドミナントセブンスをトニックコードの前に挟むことで円滑な転調を行う事が出来ます。

 なので、上記の様なクリシェは、”ハ長調”からC7がドミナントセブンスに該当する”ヘ長調”へのより滑らかな転調にも使える事となります。(C → CM7 → C7 → F)


 通常、コード進行はダイアトニックコード内の各コードの性質を利用して行うものと考えるものですが、こうしてノンダイアトニックコードを利用して滑らかに変化させたり次のコードへと誘導したりも出来るのです。



 ちなみにクリシェとは、常套句や決まり文句をあらわす言葉なのだそうです。

 言葉の意味としてはありきたりであると言った感じで、創作上あまり好ましくない言われ方をしている様にも思えます。

 事実、和音を微妙に変化させるクリシェは、簡単にそれっぽいフレーズが作れてしまう技法なのだと思います。


 逆に捉えれば、それだけ印象深く強烈。

 ならば、理屈抜きで色々と試してみて、フレーズとして活用してみようというのも悪い考えではないと思います。

 難しく考えなくとも、何かに使える(イントロでもブリッジでも)面白いフレーズが生み出せるかもしれません。


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