元々は偉大なレオ・フェンダー氏等が立ち上げたブランド。
現在はERNiE BALL傘下の「MUSIC MAN」ブランドから、アメリカの女性シンガーソングライター、「セイント・ヴィンセント」自らがデザインしたというシグネイチャーモデルが発売になりました。

一目見て何処か女性的。
ドレスの様にも見えるエレガントな佇まいの独自モデル、MUSIC MAN 「St. Vincent」です。
ベテランギタリスト「アルバート・リー」モデルを愛用してきたという「セイント・ヴィンセント」。

そんな彼女が求めた、身体の小さな女性でも扱いやすいスリムなボディ。
それでいて、性別に関わらず持てる様なレトロ&フューチャーのイメージをこのモデルに込めました。

ボディ素材はアフリカンマホガニー。
ネックは彼女のリクエストによって実現したローズウッドのネック、ローズウッド指板仕様。(ロングスケール、254R)
ネックは少し変わった形状のネックプレートと5本のボルトにより接合されています。
チューナーはシャーラー製のロック式。
まるでこのモデルの為に作られたかの様なデザインのシンクロナイズドタイプのトレモロユニット、Music Man ”Modern tremolo”を搭載。
ピックアップは、クローム・カバーのDiMarzio カスタムミニハムバッカーを3基マウント。
フロント、センターはピックガードマウント。リアピックアップはボディダイレクトマウントとなっているのも特徴的です。
コントロール部は、5wayスイッチを搭載。1Volume、1Tone仕様。
少し特殊な配線のピックアップセレクターは、各ポジションのピックアップ一つづつ動作するモードに加え、フロント+リアや3つすべてのピックアップが動作するモードが含まれています。

カラーは、1960年代のコルベットからインスパイアされた、セイント・ヴィンセント・ブルーとブラックの2色がラインナップされています。
落ち着いたカラーは、コンセプト通り性別を選ばないモデルになっているのではないかと感じます。
よく見れば、フラットトップではなく立体的な造形になっている本モデル。
何処かで見たことがあるようで、しかし新しい。絶妙なデザインセンスを感じるニューモデルになっていると思います。


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