ドイツ製ハンドメイド。
元々は個人ビルダーとして活動していたという、「Javier Rubio Torres(ハビエル・ルビオ・トーレス)」氏が立ち上げたエフェクターブランド「SERVUS! PEDALE」の製品が日本にも入り始めました。

3フットスイッチ搭載のSERVUS! PEDALE 「ROOTS」は、オーバードライブ・トレモロ・リバーブを一台に搭載した複合機。
真空管ライクなタッチレスポンスと解像度に優れたオーバードライブ、デジタル制御により多彩なコントロールを可能とするヴィンテージライクなアナログトレモロ(タップテンポ機能付き)、そしてクリーンで古典的なデジタルリバーブを搭載しています。
高品位エフェクトの三位一体。
それに加え注目されるのが、各エフェクトセクション毎にそれぞれIN/OUTを備えている点です。
メインINとなるOD INとOD OUT、TREM IN、TREM OUT、REV IN、REV OUT(MAIN OUT)と3 IN/3 OUTが装備されています。
もちろんこれは、搭載されている3つ以外のエフェクトを間に挟む目的やリバーブのみをアンプのセンドリターンに通す等の使用を想定したものですが、こうした複合機ではあまり見かけない仕様とも思えます。
しかし、非常に理にかなった仕組みであり、より一層様々な活用法を生み出してくれそうな優秀な仕様であると思います。

続いて「Yodelmaster」は、ヴィンテージライクなサウンドにデジタルの機能性を融合させたハイブリッドなディレイペダル。
ディレイタイムは40-600ms。
タップテンポ機能とサブディヴィジョン(符割り)コントロールを搭載。
符割りは、4分/8分/符点8分/16分音符の設定が可能です。
テープディレイをエミュレートした“ECHO”モードやモジュレーションコントロールも搭載。
トゥルーバイパス/バッファードを内蔵スイッチで切り替えられる等、細かい機能にもこだわりを見せた一品です。

最後は、コンプレッサー「PHOTOPHOBIA」。
名前の通り、フォトカプラ式(光学式)のコンプレッサーペダルです。
厳選されたパーツによりスタジオクォリティに匹敵する高音質・低ノイズ。
フットスイッチは、ミレニアムバイパス方式(方式の違うトゥルーバイパス)のペダルです。
以上3機種。
ディレイペダル「Yodelmaster」は、乾電池駆動も可能な2電源方式。
「ROOTS」と「PHOTOPHOBIA」は、ACアダプター駆動の製品になります。
「SERVUS! PEDALE」公式サイトによると、これ以外にもオーバードライブ&ディストーションペダルやプログラマブルMIDIコントローラーなどの製品も制作されているようなので、時機日本にもやってくるのではないかと思います。
拘りのドイツブランドの今後にも期待します。


楽天市場
- 関連記事
-
スポンサーサイト