Gibson社といえば、
レスポールモデルが有名で、ギター好きな方ならば
SGや
フライングVなんて名前が挙がるであろうと思います。
Gibson社のソリッドギターは、どの機種もロックミュージックと共に歩んできたような、印象的で名機種揃いといったイメージです。
しかしながら、全ての機種が多くのギタリストに愛されベストセラーモデルになったかと言えばそうではありません。
元祖変形ギターとも言える、フライングV、フューチュラ、モダーン三機種の中で、モダーンだけはそれ程世に広まらなかった様に、短い期間しか生産されなかった短命モデルも存在します。
マローダー、スピリット、ナイトホーク・・・。

Epiphone / Nighthawk Custom Reissue Trans Amber 【アウトレット特価】
傘下のEpiphoneブランドで生産継続になったナイトホークはまだ見かけますが、人気が出なければ生産打ち切りになるのは当然で、誕生○○年記念モデルとして再販されない限り、本家Gibson社製のものはあまり見かけません。
大手Gibson社と言えども、常に顧客のニーズを掴むというのは難しいようですね。
こういったGibson短命モデルの中でも、特に幻と言えるギターが存在します。
1982年から二年間ほどの間しか生産されず、市場でもほぼ見かける事の無いギターです。

其の名もGibson・カーヴァス。
ある意味ギブソン的な雰囲気を持ちつつ、挑戦的なボディシェイプ。
一見して魅力のあるギターに感じますが、二年間だけで生産中止という事は売り上げは芳しく無かったと言う事なのでしょう。
ダブルコイル×1、ダブルコイル×2、シングルコイル×3とバリエーションモデルが生産されていた事を考えれば、かなりの熱意を持って市場投入された機種である事には間違いないと思うのですが・・・。
今現在見ても古臭さを感じさせないデザインは優秀であると思います。
しかし、それだけで人気モデルになるというのは難しいものなのですね。
生産時期が短かったことからか、現在では中古市場でもほとんど見かけないカーヴァス。
本家Gibsonブランドで再発されたとしても私には手が届きそうもないので、傘下Epiphoneブランドあたりで再発してくれないかな?と夢見る幻のギターです。

Gibson / 20th Anniversary Nighthawk Standard Fireburst

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