ギター練習に役立ちそうな定番フレーズ25回目。
今回はブルースギターなどでよく見られるバッキングパターンとシャッフルリズムです。

先ずは、良くあるリズムギターのフレーズから。
通常の8ビート(ストレートノート)で演奏する分には、なんの苦労もない簡単なフレーズだと思います。
あえて言えば、面白みの無いフレーズと言えるかもしれません。
ブルースやジャズにおいては、多くの場合これらのフレーズをシャッフルやスゥイングリズムで演奏します。

譜面の左上にこの様なスゥイングやシャッフルを指定する記号が入っている場合、全編に亘ってリズムはスゥイング/シャッフル指定と言う事になります。
記号ではなく、単に「Swing」や「Shuffle」と表記している場合もありますが、同じ意味合いです。

こういったパターンの記号もあります。
この記号ですとシャッフルリズムを理解しやすいかと思います。
リズムの一拍目と三拍目は、三連譜の頭と真ん中を繋いだ長さで演奏し、二拍目と四拍目は三連譜最後の一つ分の長さとして演奏します。
表拍と裏拍の音の長さの関係はおよそ2:1になるわけです。
およそと言うのもこの譜割りは、奏者やバンド/アンサンブルによってバラつきがあり、シャッフルやスゥイングリズムは、正確に譜面に起こすことが出来ません。
フィーリングによるところが大きいと言えます。
では、このシャッフルリズムというものを踏まえて、先ほどのリズムギターフレーズを弾いてみましょう。




良くあるE→E7→Aというコード進行のフレーズです。
運指自体は簡単な物ですが、これをシャッフルリズムを意識してとなるとどうでしょう?
左手の押弦と右手のピッキングのタイミングを取るのが格段に難しくなると思います。
無意識にフィーリングで延々とシャッフルリズムを取れる様になるのが理想ですが、初めはなかなか上手く行かないものだと思います。
となると、右手ピッキング、左手押弦共に「コントロール」しようとしなければならないわけです。
ギター演奏において、意識的な「コントロール」をしようとすると、手指に負担がかかりやすいのはご存知の通り。
普段使い慣れないリズムでの演奏はなかなか上手く行かないものですが、両手に負荷を与える目的としては優秀なトレーニング素材になりえると考えます。
普段、シャッフルリズムには無縁の方は、是非チャレンジしてみてください。
* 元々ブルース/ジャズギタリストの方には意味の無い記事です。申し訳ありません。

Epiphone / 50th Anniversary Collection 1962 Sheraton

Gibson、Fender、Martinなら充実の品揃えの石橋楽器店!
- 関連記事
-
スポンサーサイト