アメリカブランド「
Walrus Audio」から、豊富な機能を持った新作リバーブペダルが発売になりました。

Walrus Audio / Fathom
コンパクトサイズで2ストンプスイッチ搭載。
4つのリバーブアルゴリズムを搭載した新型、Walrus Audio 「Fathom」です。
まずこの2つのストンプスイッチですが、一方は当然バイパス。
もう一方は、”サスティン”スイッチとなっております。
サスティンスイッチは、エフェクトON時に踏むことによって残響のディケイを最大に引き伸ばす効果が得られます。
この効果はスイッチを踏んでいる間だけ持続され、徐々に弱まっていく効果を生みだします。
さらにフットスイッチの機能はもう一つ。
エフェクトOFF時、バイパススイッチを長押しする事で、踏んでいる間のみエフェクトをONにすることが可能です。
瞬間的にリバーブをかけたいと言った要求に即座に反応出来る機能となります。

Walrus Audio / Fathom
搭載されるリバーブアルゴリズムは、H (Hall)、P (Plate)、L (Lo-Fi)、S (Sonar)の4つ。
定番のアルゴリズムの他、Sonar(シマー系リバーブ)と言った個性的なアルゴリズムを含みます。
各アルゴリズムは右下のノブによって設定。
modスイッチは、モジュレーション量を3段階で設定出来るスイッチ。
さらにその左の”X”コントローラーは、プリディレイやフィルター幅など、リバーブアルゴリズム毎に違う要素を設定するコントローラーです。
”dampen”コントローラーは、残響の質感を変化させるトーンコントローラーとなっています。
尚、本機はバッファードバイパスとトゥルーバイパスとを切り替えが可能な仕様です。
切り替えに伴い、トレイル機能(エフェクトOFF時に残響を残すか否か)のON/OFFが可能になっています。
最近ではこうした高機能なリバーブペダルも増えて参りましたが、最早残響をシミュレイトするだけのエフェクトに留まらず、積極的に使い特殊効果を得る様なペダルも次々発売されています。
本機もまたそんな活躍が期待出来るペダルであると感じます。

Walrus Audio / Fathom

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