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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ちょっとした小技・番外編

 知っていると、少しだけためになるかもしれない小技。

 今回は、その番外編として基本的なピックの持ち方を再確認してみたいと思います。


 エレキギターを弾く場合、一般的にはピックが使用されます。

 形や材質など実に様々な種類があり、その選択を巡って奏者それぞれが試行錯誤するポイントです。

 演奏性にや音色に直接作用するアクセサリーである事から、その選択の幅は実に広いとも言え、単にピック選びと言えどもなかなか奥深くもあります。


 同様に、ピックを使う為の「ピックの持ち方」と言うものも奏者によって微妙に違う部分であり、こちらもまた
研究の必要な試行錯誤するポイントであります。

pick.jpg

 基本的なピックの持ち方としては、鉤上に折り曲げた人指し指の「側面」にピックを乗せ、其の上に親指の「腹」を被せる様に掴むといった持ち方です。

 ポイントとしては、ピックの先端の向く方向と人指し指の爪が向く方向は同一であり、そこへ被せた親指と大体十字になるように持つという事です。

 親指を被せると表現しましたが、親指の先端でピックを摘むように持ってしまうとピックを落とし易かったりもするので、親指の腹部分を使うという事もポイントの一つです。

 後は、残りの指を軽く握り込むようにしますが、残りの指を伸ばしたタイプの持ち方をしているギタリストも見かけますので、この辺は弾き易い方法で構わないと思います。

 要は、人差し指と親指、二本の指でピックを支持するという方法です。


 しかし、ピックの持ち方一つにも色々あるもので、エドワード・ヴァンヘイレンは、薬指と親指でピックを支持しています。

 こうすると、人指し指をフリーにする事が可能になり、彼の得意技であるライトハンドタッピング奏法にピックの持ち替え無しで移行する事が出来るという利点があります。

 自らの得意とする奏法をスムーズに取り入れる為、薬指と親指を使う持ち方になったのだと思われます。

 他には、揃えた人指し指と薬指の腹にピックを乗せ、親指を被せるタイプの持ち方をしているギタリストも居ます。

 この三本指でピックを支持する持ち方は、カッティングを多用するギタリストに良く見られるパターンですが、カッティング時、ピックがずれない事を最重要とした持ち方であると考えられます。


 こうして見ると、ピックの持ち方一つでも奏者それぞれの創意工夫があり、最善やセオリーを探すのは難しい事だと言えるのかもしれません。

 ですが、あまりに特殊な持ち方をすれば、それだけ演奏し難いというハンデを背負う事にもなりますし、あまりに我流という持ち方はお勧め出来ません。

 プロギタリストの持ち方を研究する等、先人に習う事も大切だと思います。


 一般的な人指し指と親指が十字になるフォームに話は戻りますが、この基礎的なフォームでも研究課題はあります。

 ピックの先端が向く方向と人指し指の爪の向く方向が同一と言うのが一応基礎なのですが、色々な方のピックの持ち方を見ると爪とピックの先端が同一方向ではないパターンを見かけます。

 極端な例で言うと、人指し指の爪を手首方向に向くように曲げ、そうして出来た人指しし指の「逆コの字」の上にピックを乗せ、親指を被せる様な持ち方です。
pick2.jpg

 こうして持った場合、三本でピックを支持する持ち方と同様、ピックがずれ難いという利点がありますが、若干手首の動きに制約が生じると感じます。

 私も若い時分にこうした持ち方をしていた時期もありましたが、結局、爪の先とピック先端が同一方向のスタンダードな十字型に落ち着きました。

 手首の負担と言う点も気になりましたが、これはもしかしたら研鑽を積めば問題ない部分なのかもしれません。

 爪とピック先端を同一にする持ち方にした主な理由は、ピックアングルを指先で随時変更し易いという事です。

pick3.jpg

 標準的な十字にピックを支持した状態から、親指第一関節を握り込むように曲げると、ピックアングルが増すと同時にしっかりピックをホールドする事が可能です。

 早いフレーズを弾くような場合に有効だと思います。

 同様に、親指を目いっぱい伸ばしてやればピック先端はやや外側を向き当たり方がまた違います。


 問題はこれら微妙な変形十字パターンをコントロール出来るか否かという点です。

 ピッキング動作の練習を重ねていると余裕が出てくるもので、こうした指先の僅かな動きをちょこちょこ使える様になってきます。

 出来るからと言って、変な音になっていたり、正確性が低下するのであれば意味がありません。

 そう考えると、基礎的な十字がやっぱり大切なのかなと考えたりします。

 目下、私の個人的な悩みとしては、こういった小細工が自然と出るようになってしまい、意図しない親指を伸ばした楽なフォームで弾いている場合がある事です。

 特に今の所目立った問題も無く、研究すべき練習課題も山積みですから、基礎的な十字を意識した持ち方を徹底すべきか否か悩み続けております。


 上達の近道が見つかる事も遠回りになる事もあるピックの持ち方。

 何気なく練習するだけでなく、ピックの持ち方を見直して見る事も大切だと思います。



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