今や価格的な面だけで見ればさらに激安な中国製ペダルが巷に溢れるようにはなりましたが、ユニークな製品開発で元気さをみせる「
Mooer」ブランド。
また、一挙6機種もの新作ペダルが発売になっています。

まずは、スリムコンパクトな”Microシリーズ”の新作から。
Mooer 「Pure Boost」は、その名の通り元のトーンを変えずに音量を上げる目的のクリーンブースター。
既存のMooerブースターペダル「Flex Boost」とコントロール類は同じでありますが、Flex Boostはアンプライクなオーバードライブが得られる様なブースターでしたので、新作はまたキャラクターの違うブースターペダルであります。
増幅幅は最大20dB。
2バンドのイコライザーは±15dBの範囲でトーンコントロールが可能になっています。
トゥルーバイパス仕様。

続いて、MOOER 「Black Secret」はディストーションペダル。
本体上部のトグルスイッチにより、”Vintage”と”Turbo”の2モードを切り替えて使用可能です。
ウォームで滑らかな”Vintage”モードに比べ、2倍以上の出力レベルを持つパワフルな”Turbo”モード。
一台で幅広いディストーションサウンドが得られるペダルだと言えそうです。
こちらもトゥルーバイパス仕様。

続いて、MOOER 「Envelope」。ベロープフィルター/オートワウペダルです。
アタックに対する反応を設定する”SENSITIVITY”やフィルターのリリースとクローズを調整できる”DECAY”コントローラーにより繊細なフィルターセッティングが可能な一台。
トーンコントロールも搭載しておりますので、幅広い音色設定も可能となっております。

続いてMOOER 「@Wah」もオートワウペダルですが、こちらはローパスやハイパスなど5種のモードを搭載。
その中にはトーキングエフェクトモード(TALK)も含まれています。
本体上部のトグルスイッチによりフィルターの動きを制御可能で、AUTOモード(SPEEDコントローラーで設定)とTOUCHモード(ピッキングに追従)を選択可能です。

ここからは、2ストンプスイッチタイプ”Twin シリーズ”の新作。
MOOER 「Reverie Chorus」は、5タイプのコーラスと8タイプのモジュレーション/フィルターエフェクトを搭載したマルチなペダル。
タップテンポ設定にも対応しています。(フットスイッチ左)
入出力ともステレオ仕様(モノラル対応)となっております。

最後はリバーブペダル、MOOER 「Reverie Reverb」。
こちらもタップテンポ設定対応。モノラル対応のステレオ入出力仕様。
5種のリバーブタイプとワウやフィルターなどのモジュレーションを搭載。
合計25種類の組み合わせによる多彩なリバーブ表現を可能としているペダルです。
”Twin シリーズ”の製品は、複雑な設定を瞬時に呼び出せる様プリセットにも対応しています。
以上、Mooerの新作ペダル6種。
ただでさえ豊富なMooerエフェクターラインナップでありますが、これで終わりではないと感じさせるのは、その勢いのある開発力のなせる業だと思います。


楽天市場
- 関連記事
-
スポンサーサイト