早くも発表になりました来期2019年モデル「
Gibson」ラインナップ。
当然今年もレギュラーラインナップとして伝統の”SG”モデル各種が登場しています。

Gibson USA / SG Standard 2019 Heritage Cherry《予約注文/納期未定》
2019年の「SG Standard」は、ラージピックガード搭載型。
しかし来期は、もう一つの形のSG Standardがラインナップされています。

Gibson USA / SG Standard 61 2019 Vintage Cherry
もう一つの形とはもちろんスモールピックガード搭載型の61年モデル、「SG Standard 61」。
例年ではどちらか一つがレギュラーラインナップとして発売され、シーズン途中にLimited製品が投入されたりするケースがよく見られましたが、2019年は好きなほうを選べる体制。
SG好きにとっては嬉しいラインナップとなっております。

Gibson USA / SG Standard Tribute 2019 Vintage Cherry Satin《予約注文/納期未定》
さらに、若干リーズナブルな価格のサテンフィニッシュモデル、「SG Standard Tribute」も用意されています。
こちらは、ドットインレイ仕様でネックバインディングなしとシンプルな装飾が特徴のモデルです。
上記3機種とも今や希少なローズウッド指板仕様というのも注目される点です。

Gibson USA / SG High Performance HP 2019 Trans Black Fade《予約注文/納期未定》
そして今年もSGラインナップの中でも注目される一品、”High Performance”モデルも発売となりました。
モダンなノンピックガードスタイルにフィギアードメイプルトップの豪華なルックス。
チタニウム製のアジャスタブルゼロフレットナットや”HP-2 High Performance Circuit”と言った先進装備に身を包んだ現代型のSGモデルです。

Gibson USA / SG High Performance HP 2019 Trans Black Fade《予約注文/納期未定》
銀色のエスカッションやトラスロッドカバーも未来的なルックスに良く似合います。
しかし、見た目よりも注目されるのは、2019年のLes Paul Standardにも採用される事となったHigh Performance Circuit。
DIPスイッチの組み合わせで、コイルタップ/スプリットなど様々な効果が得られるというサーキットであります。
本来、ワイヤリングを変更するなどしなければ得られなかった効果が、たとえ専門的な知識が無くとも手軽にセッティング出来てしまうというのは非常に便利で有用な話だと思いますが、それにしても若干今になって?という気がしないでもありません。
何十年物間変わることの無かったシンプルなエレキギターの配線。
本当はもっと早い段階でこうした機能切り替えシステムが搭載できたのではないか?とも思うところです。
しかし、”音質”という難しい命題と常に向き合ってきたこうした楽器としては、古き良きものをなかなか捨てられない、需要としても新しいものは受け入れられ辛いという現実がこの発展を遅らせていたのだと考えられます。
そう考えると、このGibsonの改革と挑戦していく姿勢は非常に挑戦的で意欲溢れる革新であると捉えられると感じます。
エレキギターの内部配線もコネクター式やワンタッチのクランプ式など徐々に登場してきてはいますが、まだまだ一般的とは言い辛いものです。
どうか、音質的な問題をクリアし、ヴィンテージの幻想を打ち破るような、そんな素晴らしい新製品をこれからも開発していってくれることを望みます。

Gibson USA / SG High Performance 2019 Blueberry Fade 【S/N 180079002】

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