昨日に続いて本日も「
Mooer」ブランドの新製品。
新作のアンプリファイ製品各種が発売となっています。

まずは真空管搭載型のコンパクトな新アンプヘッドシリーズ、Mooer ”Little Monster”。
Fender ”Bassman”スタイルの「BM」とVOX ”AC30”スタイルの「AC」、2機種が発売となりました。
搭載される真空管は、BMモデルの方がプリ:ECC83 (12A X 7) x1, ECC81 (12AT7) x1、パワー:6V6GT x 1。
ACモデルの方がプリ:ECC83 (12A X 7) x1、パワー:EL84 (6BQ5) x1。
どちらも5w出力のアンプヘッドです。

コントロールは”Volume”と”Gain”のみというシンプルな形態。
ただし、BMモデルには”Normal/Bright”のチャンネル切り替え、ACモデルには”Normal/TopBoost”のチャンネル切り替えが搭載されており、さらに双方とも”Thin/Mellow”のトーン切り替えスイッチを備えています。
サイズは120mm (D) x 193mm (W) x 105mm (H)、約2.5kgと小型軽量。
価格的にもプリ/パワー共真空管でありながら3万円を切る価格ですので、なかなかリーズナブル。
手軽に本格的なサウンドが楽しめる一台となっております。

続きましては、Mooer 「Tube Engine」。
飾り気の無い外観が出来る一台と言った雰囲気を醸し出す、コンパクトな真空管パワーアンプ機器。
年々便利になるデジタル機器は使いたくとも、やはりパワーアンプは真空管でという方の期待に応える一台です。
本機はプリ部に12AT7(ECC81)x1、12AX7(ECC83)x1、パワー管にEL84(6BQ5)を2本搭載した20w出力。
”MASTER”コントロールに加え、”PRESENCE”コントロールを搭載。
切り替えスイッチによりハイ/ロー両方のインピーダンス入力に対応しています。
尚、本機には19インチラックマウント用のラグも付属しており、2Uラックスペースに組み込む事も可能となっております。

最後はスピーカーキャビネット製品。
MOOER 「GC112」は、12インチのCelestion ”V30”スピーカーを1基搭載した、クローズドバックスタイルのキャビネットです。
サイズは600mm(D)×483mm(W)×270mm(H)、約17kg。
本体はバーチ合板製で、タイトなサウンドが特徴の製品です。
以上、Mooerの新作アンプリファイ関連、3機種4モデル。
優秀なデジタル機器を次々と発売するMooerですが、アナログな機器もしっかりカバーしてくるあたりに改めてブランドの勢いを感じます。


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