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50代。妻子持ちの普通のおっさんによる、趣味のエレキギターblogです。


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ちょっとした小技7

 知っていると、少しだけためになるかもしれない小技。

 エレキギター演奏において、上手に聞こえるコツってなんでしょう?

 正確な運指で、リズム良く弾くと言うのはもちろんですが、不用意な音を鳴らさないと言うのもポイントだと思います。

 押弦ミスやピッキングミスで音が出ていなかったり、ミュートが不完全で要らない弦が鳴ってしまったり、指やピックが余計な弦に引っかかってしまったり・・・。

 これらの総じてノイズと分類される音をなるべく鳴らさないようにする事が、上手な演奏をする上での一つの大きなポイントです。

 ノイズを減らすべく意識して練習するというのは当然なのですが、それ以外に目を向けると上手く聞こえる音(音色やセッティング)・下手に聞こえる音というものがあるのも事実です。

 良く「アンプに接続しない状態でも練習すべき」だとか「ドライブをなるべく抑えて練習すべき」なんて意見を聞きます。

 これは、ある程度歪ませた状態ですと、押弦のミスに気付き難かったり、リズムの狂いに気付き難かったりする面があるからだと思われます。

 アンプをハードドライブさせれば、ナチュラルなコンプレッション/サスティン効果が働く事になり、自分本来の実力よりも上手く聞こえてしまう事があります。

 歪み系エフェクトにも、こういったコンプレッション効果をシュミュレートする為に、回路に予めコンプレッサーが組み込まれている機種もめずらしくありません。

 アンプラグドや低ドライブで練習する意義は、こうしたシビアな状態で自分の技量の不足点を探し、より正確に演奏出来る様に練習すべきだという点にあると思います。

 確かに、アンプラグドやクリーントーンでは、押弦ミスがより目立ちますし、ドライブ状態ではそれなりに響いてしまうあやふやな押弦では、直ぐに音が途切れてしまいます。
 
 普段、エフェクターを通した音ばかりで練習していて、いざクリーントーンで弾いてみると驚くほど下手くそというのは、ある意味上手く聞こえる音でばかり練習した結果と言う事ですね。


 逆に言えば、ライブなどで誰かに聞かせる場合には「上手く聞こえる音」を積極的に使うという考え方も出来るわけです。

 もちろん、練習の不足を全て補ってくれるエフェクターなどありませんし、ギターを知っている方には直ぐに見透かされてしまうのは言うまでもありません。

 しっかり日々の練習をした上で、実践の場でほんの少しだけ上手く聞かせたいという考え方なら大いに使えると思います。

 簡単な所では、クリーントーンや低ドライブでのアルペジオなどで音の粒を揃えバラつきを減らす為にコンプレッサーをかませるのは常套です。



ARION / SCO-1 STEREO COMPRESSOR


 リバーブなどの残響系エフェクト、ダブリングやショートディレイを薄くかければ、リズムの狂いをある程度誤魔化せますし、押弦不備に拠る音切れも少しは誤魔化せます。

ベリンガー ヴィンテージディレイ BEHRINGER VD400/VINTAGE DELAY VD400



 これは、歪ませた状態でも使える方法です。

 歪ませた状態でのノイズ対策(この場合のノイズは構造上のハムノイズではなく、ミュート不足に拠るカッティングノイズや予定外の音の事です)としては、歪みの種類やトーンコントロール・イコライザーなどによってノイズの出難い(目立ち難い)音色にセッティングすると言う方法があります。

 どうしてもこの音色が使いたいなんて言う場合には、基本音色を変えるというのはなかなか勇気が要るかもしれませんが、ノイズだらけの演奏をするよりは遥かに良いと思います。

 もちろん、バンド全体のサウンドを考慮しなければなりませんので、あまりに極端なセッティング変更は難しいでしょう。

 しかし、ほんの少しイコライジングする事によってもノイズの出やすさは変わって来ます。

 時にはドライブを少し控えめにするだけで済む場合もあります。


 バンドの方向性によっては、ハードドライブ必須で音色もギラギラした傾向を求む場合もあるでしょう。

 こうした場合は、気合を入れてミュートトレーニングをするしかありません。

 クリーントーンでの練習とはまた違う、ハードドライブ環境での繊細な運指と左右の手のミュートを徹底して練習しなければなりません。

 ミュートラップなどを僅かにかけて、余分な共振を防ぐ様な手段もあります。



GRUV GEAR / FretWraps

 

 しかしながら、時にはこういったノイズでさえもカッコ良い場合があるのもロックギターの難しい所です。

 不快なノイズなのか、カッコ良いカッティングノイズなのか、よくよく見極めながらセッティングを詰めていく作業もなかなか楽しいものではあります。




Maestro by Gibson / Les Paul Standard




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