最先端のデジタルペダルを生み出し続ける「
tc electronic」から、様々な機能を持ち合わせたピッチシフターペダルが発売になりました。

TC ELECTRONIC / BRAINWAVES
二つのピッチシフト設定が可能な”デュアルボイス”のポリフォニックピッチシフター、tc electronic 「BRAINWAVES PITCH SHIFTER」です。
本機に2つ用意されたVOICEノブは、それぞれミニスイッチにより音程UPとDOWNの設定が可能。
原音から最大2オクターブまで発音可能な仕様ですので、上下4オクターブにわたるピッチシフト性能を有する機器という事になります。
もちろん、ユニゾンから5度、7度といった設定も容易に設定出来ます。
この2オクターブ/デュアルボイスの時点でかなり贅沢な仕様と言えますが、本機の機能はそれだけではありません。
”WHAM(ワーミー)”モードに設定すれば、二つのピッチ設定を自在に行き来出来る音程の急上昇/急降下を演出出来ます。
さらに、本家Whammyでもお馴染みの”DETUNE”モードも搭載。
原音から僅かにずれたピッチを付加する事で独特な広がりあるサウンドを生み出す事が出来ます。

TC ELECTRONIC / BRAINWAVES
しかし、一つ疑問なのが、WHAMモードのコントロールはどうするのか?という事だと思います。
なぜなら、本機に外部エクスプレッション端子は装備されていないからです。
その答えは、”TRUE BYPASS”と表記のあるフットスイッチにあります。
さらによく見ていただくと、スイッチ横に”MASH”の文字が見て取れるかと思います。
これこそ、本機の隠れた機能、”MASHフットスイッチ”の存在を示すモノであります。
この”MASHフットスイッチ”を簡単に言えば、感圧式のフットスイッチ。
つまり、強く踏み込めばパラメーターを大きく変化させ、弱く踏み込めば微妙な変化を生むという、エクスプレッションペダルの機能を代替するフットスイッチなのです。
単純に考えまして、足元に大きなスペースが必要なエクスプレッションペダルが必要ないという事で、省スペース化が図れるという有意義な機能と言えるのではないでしょうか。
そして、トゥルーバイパスと表記されている通り、基本バッファーを通さない本機でありますが、オプションのバッファリングモードによりバッファードとしても扱える様にもなっております。
デュアルピッチシフトにワーミー/デチューン機能。
そして、MASHフットスイッチととにかく機能満載のピッチシフター。
もちろん”
TonePrint”対応の詳細なセッティングが可能な製品です。

TC ELECTRONIC / BRAINWAVES

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