ギターにまつわるちょっとおもしろいグッズ。
今回取り上げますのは、先月日本で発売になったとあるファズペダル。

アメリカブランド「Wren and Cuff」が開発したMuff系ファズペダル「De La Riva BM20-ULTRA」というペダルです。
もう見た目から、面白さが溢れ出ている感じのペダルでありますが、本体中央に見えます沢山のDIPスイッチは飾りではありません。
実際に一つ一つがしっかりとした設定機能を持つスイッチであります。
その数、実に20。
インプットゲインやクリッピングにヘッドルーム、トーンの詳細設定などなど、恐ろしいほど細かな設定が行える仕様となっています。

コントロールノブはシンプルな3コントロールタイプでありますが、Toneにはバイパススイッチ(本体中央/ミニスイッチ)が搭載されており、瞬時にトーン設定をキャンセルする事が可能です。
このトーンバイパス機能には、ディップスイッチの設定も含まれますので、瞬時にかなりの音色変化を生み出せる仕様とも言えます。
さらに、フットスイッチの左右に装備されているミニスイッチは、トランジスタのセレクター。
核となる2つのトランジスタをシリコンもしくはゲルマニウムへと設定可能なスイッチです。
もちろん、シリコン+ゲルマニウムと言ったハイブリッド設定にすることも出来ます。
Dipスイッチ20個搭載な時点でかなり驚きの一品でありますが、その他の機能もかなり拘わりを感じる「De La Riva BM20-ULTRA」。
駆動は9V。
乾電池駆動には対応していない製品です。
セッティングをメモしながらでないと、二度と同じサウンドは作れないのではないかという位、詳細極まる設定が可能なMuff系ペダル。
これ以上無いくらいの音色作りこみのおもしろさを持ったペダルであると思います。


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