永遠のサスティン。
エレキギターサウンドの表現力を広げる電磁ドライバー、”
FERNANDES SUSTAINER”に新型が登場しました。

その名も”FERNANDES SUSTAINER II”。
早速、この新型を搭載した定番機種、FERNANDES ”FR”が発売になっています。

まず何が変わったのか。
何よりそれが気になる所ですが、乱暴な言い方をすれば全て変わったと言ってしまっても良いような進化を見せています。
ご存知のように、これまでのFERNANDES SUSTAINERは、フロントピックアップとほぼ同じ形のサスティナードライバーを搭載することで無限のサスティンを生み出すシステムでした。
従って、フロントピックアップは犠牲になってしまう形です。

ところが今回の新型SUSTAINERを採用した「FR SUSTAINER II LIMITED」は、フロントピックアップが搭載されています。
では、サスティナードライバーは一体どこに?となる訳ですが、これがよく見るとネックエンドに非常に細い機器が設置されているのです。
ほぼフレットと同じくらいの目立たぬ何か。
実はこれが新型サスティナードライバーなのであります。
フロントピックアップが搭載されたことにより、単純にサウンドバリエーションも拡大。(※)
※ ただし、フロントピックアップは、サスティナーOFF時のみ使用可能。
サスティナーON時には、ピックアップセレクターの位置に関わらずリアピックアップ駆動となる仕様。
さらにリアピックアップにはコイルタップ機能も搭載しており、シングルコイルとしての動作も出来ます。
(コイルタップ時はサスティン性能が弱くなります。)
バックパネルにはパッシブスイッチも搭載されており、これをOFF設定にすれば通常のパッシブエレキギターとしての動作も出来ます。
もちろん、その際乾電池は不要です。

一見、サスティナー搭載型であるとは気づかないレベルにまで小型化された”FERNANDES SUSTAINER II”。
本LIMITEDモデルでは、最近流行りのホイール型トラスロッド調整搭載となっておりますが、それでもネックエンドに搭載出来てしまうという小型サスティナー。
それにしても小さくなり過ぎだと驚く他ない新型です。


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