ヴィンテージエフェクトの復刻を得意とするカナダのエフェクターブランド「Retro-Sonic」から、
Electro-Harmonixの名フランジャーを再現したペダルが発売なりました。

それがこちら、Retro-Sonic 「Flanger」です。
特に洒落た名前が付いているわけでもありませんので、これでは一体何が元になっているのか良くわかりませんが、中身はこだわりのヴィンテージフランジャー。
70年代後期のElectro Harmonix 「Electric Mistress」を再現したペダルです。

「
Electric Mistress」は、現在でもその後継機種が発売され続けている名フランジャーペダルです。

名機と呼ばれるだけあって、派生モデルなども登場する人気機種。

少し以前のこんな筐体の方がお馴染みかもしれません。

ですが、今回のRetro-Sonic 「Flanger」が目指したのは上記Electric Mistressよりも古い時代の70年代製。
古い時代のBig Muffの様な武骨な角形筐体のMistressです。
という事で、早速海外の方がオリジナルとRetro-Sonic Flangerを比較する動画を作成していらっしゃいました。
若干、オリジナルとは異なるフィーリングにも感じられましたが、私にしてみれば何方も良いサウンドに思えます。

コントロールは、”RATE”、”RANGE”、”COLOR”、”LEVEL”の4つ。
さらに本体中央にFILTERスイッチが搭載された形となっております。
スイッチはトゥルーバイパス仕様。
電源は少々特殊でして、12V~18Vに対応。
従いまして18Vのアダプターが付属します。
現行モデルが発売されているにも関わらず、ヴィンテージ品を再現する試み。
エフェクター業界では結構ある話かもしれませんが、それは決して現行品がダメという話ではありません。
ただ、限りなく微妙なニュアンスにこだわりを持つ方からすると、僅かな違いが気になるという事であります。
実際、その差が気になるという耳の肥えた愛好家の方にとっては、試してみる価値のある一品なのではないかと思います。


楽天市場
- 関連記事
-
スポンサーサイト