ギターにまつわるちょっとおもしろいグッズ。
弦を弾けば自動でチューニングを行ってくれるという”オートマチックチューナー”と言えば、「Gibson」が開発した”
ロボットギター”や、Gibson定番製品に搭載された”
TRONICAL TUNE(/
G-Force)”が先ず思い浮かびますが、それ以降目立った品が登場することもなく、少々一般化したとは言いずらい状況となっております。
こうしたオートチューナーは、ギターのヘッドに搭載される形という事で、重量の問題やよもやのトラブルがあった場合等を心配すると少し手が出し辛いものであったのかもしれません。
六弦を纏めてジャランと弾くだけで、あとは機械が勝手にチューニングをしてくれるというのは、それは大変便利に違いないのですが。
チューニング作業の手間を大幅に削減してくれるオートチューナー。
どうにか上手い形はないものか?ときっと多くの方が思案していた事でしょう。
しかし、激安ペダルを開発するアメリカブランド「
RevoL effects」がやってくれました。

それが今回のおもしろグッズ。
今月発売になったばかり(※)の、ハンディ”オート”チューナー。
RevoL effects 「RT1」です。
※ ショップによっては9月頃入荷予定の場合もあるようです

ガンタイプの本体に搭載された液晶画面。
電動ストリングワインダーにチューナー機能が搭載された様な形と言えるでしょうか。
当然、弦巻取り機能の部分は充電式の電動。
本機をチューナーのペグへと差し込み、あとは目的の弦を弾くだけです。
TRONICAL TUNEの様に全ての弦をまとめて鳴らして勝手にチューニングを行う様な真似は出来ませんが、一本の弦に対し本機が勝手に調律状態を検知し、自動で弦の巻取り/緩め動作を行いチューニングしてくれるという機器であります。
見ての通りのハンディタイプですので、あらかじめギターヘッドにユニットを搭載しておく必要もありません。
必要な時に取り出し、手軽にオートチューニング。
それさえ面倒だという方は…もうそうなると、今まで通り手動でチューニングするしかありませんね。

本機は基本的にエレクトリック/アコースティックギター用。
ウクレレには対応出来ます。
チューニングは、”オート”、”セミオート”、”カスタム”と3種のモード搭載で詳細なチューニング設定が可能です。
クロマチックチューニングにも対応していますので、半音下げなどの設定も可能。
カスタムモードで細かく設定を行えば、ドロップチューニング等にも対応出来ます。
キャリブレーションは、440Hz固定。
電源は、USBを介した充電式で、充電時間は約2時間との事です。
どれ位、連続使用が可能なのかは、残念ながら記載がありませんでした。
大き目なチューニングペグに対応出来る様、それに対応したアタッチメントも付属。
弦を巻きすぎる事による弦切断を防止する各種安全機能も搭載しています。(絶対に弦が切れないと言うわけでは無いと思われます)
1分間に約180回転のハイスピードモーターを搭載する本機があれば、ペグをぐるぐる手回しする手間とはおさらば。
しかし、演奏中にいちいちこれを取り出してチューニングする。というよりは、弦交換の際に役立つ品になるのかもしれません。
ある程度調律されたギターであれば、微調整は手動の方が早い筈ですので。
とは言え、それこそ未来的な大変便利なお品。
間違いなく、おもしろグッズと言える製品だと思います。


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