「
Fender」”Tone Master”の新しい形。

新たに発売された”Tone Master”シリーズアンプリファイは、見た目はクラシカルなFenderモデルを感じさせるデザインながらも、中身は非真空管のデジタルアンプ。
ヴィンテージの”Deluxe Reverb”や”Twin Reverb”のチューブサウンドをデジタル回路にて再現する、現代的なモデルとして生まれ変わりました。
今回発売されたのは、100w出力のFender USA 「Tone Master Deluxe Reverb」と200w出力の「Tone Master Twin Reverb-Amp」、2モデル。
真空管を排した事により、その重量は100wモデルで真空管型Deluxe Reverbの約半分(10.4 kg)。

200wモデルも真空管型Twin Reverbの約半分(15kg)という大幅な軽量化を成し遂げています。

両モデル共、Normal and Vibratoの2チャンネル/4インプット仕様。
リバーブとトレモロエフェクトを搭載。
キャビネットはパイン材を使用し、スピーカーユニットにはJensen製の12インチ”N-12Kネオジムドライバー”を採用しています。
(200wモデルはN-12K x2)
背面には5段階のパワーセレクターを装備しておりますので、出力の調整なども可能。
さらには、IRキャビネットシミュレーション付きのXLR出力も備えており、ダイレクトレコーディングにも対応。
最新鋭デジタルアンプらしい現代的機能を持ち合わせた形となっています。
尚、本機には2ボタンのフットスイッチが付属。
これにより足元でのチャンネル切り替えやエフェクトON/OFFの操作が可能です。
近年、アンプブランドとしても伝統のあるFenderから徐々に発売される非真空管モデル達。
もちろん、昔から存在した練習用の小型モデルではなく、ステージ使用も視野に入れた本格的なサイズの物です。
これも時代の流れだと言われればそうなのですが、ほんの10年前には想像もつかなかった展開に思えます。
伝統のFenderアンプリファイがこれからどんな道を本流としていくのか。
そんな事を考えさせられる様なニューモデルだと思います。


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