ギター関連アクセサリーを多数取り揃えるアメリカブランド「Gruv Gear」から、ギグバックの”運用性”とハードケースの”楽器保護性能”を上手く両立させた高級ギターケース製品が新登場。
Grev Gear 「Kapsule EG」という製品です。
まず見た目からしてかなりゴツイと言いますか、これまでには無い造形が大変印象的な当製品。
楽器を保護する本体部分は丈夫なポリカーボネイトシェルと厚手の発泡ポリスチレンで構成されているギターケースであります。
何より、その見た目に反して重量約5.6kgと一般的なハードケースに比べかなり軽量。
強力に楽器を保護する堅牢さとギグバック/セミハードケースの様な軽さ/扱いやすさを両立したギターケース製品です。
中身も結構な大容量となっている「Kapsule EG」は、簡単な機材なども同時に収納出来る能力を有しています。
しかし、いくら本体が軽量でも機材まで収納したのでは重くなってしまうのではないか？そう考えるところですが、その点はご安心を。
なんと、本体下部に取り外し可能なキャスターが装着出来ます。
リュックタイプのストラップを利用し背負って運搬するだけでなく、キャリーケースの様に転がして運ぶ事も可能になっているのです。
まさにギター用のフライトケース。
ケースにはダイヤル式のロックも装備されており、空港で利用出来る荷物追跡システム「ロスト＆ファウンド」にも対応（※）。
そのまま楽器を海外へと持ち出せるギターバッグ製品なのであります。
※ 1年間無料。以後継続サービスを受けるには6ドル/年の費用が必要です。
ただし、ここまで高機能/最新機能を搭載した製品ですので、価格は約5万円と手ごろなギターが買えてしまうお値段です。
さらに、対応機種的な問題点もあり、レスポールやSGなどには非対応（※）。
特殊なボディ形状のものは当然として、基本的にネックに大きなアングルの付いたモデルは利用出来ない様です。
※ 動画には一応Gibson製品も見受けられますが、使用は推奨されないということでしょう。Paul Reed Smith ”SEシリーズ”等には対応するそうです。
しかし、その点を割り引いてもこの性能は、飛行機を利用するユーザーにとって便利この上ない製品なのではないかと思います。
もちろん飛行機を利用しない場合でも、この堅牢さと運搬能力はかなり有用なものになるのではないかと思います。
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