ギターにまつわるちょっとおもしろいグッズ。
今回のおもしろグッズはグッズと言いますかアプリです。
最近ではかなりハイスペックな高級機も制作する中国ブランド、「
Mooer」でありますが、先日iTunes App Storeにギター向けアプリを発表しました。
Mooer 「GE Labs(※)」というアプリであります。→
iTunes App Store内製品ページ ※ 現在のところ日本語非対応。アプリ動作にはiOS 9.0以降が必要です。
これがすでに各所で大変な話題になっております。

この「GE Labs」は、Mooerの”
GEシリーズ”と同等の音質を備えたマルチエフェクトアプリです。
iOS対応のオーディオインターフェイスさえ用意すれば、様々なアンプやキャビネットモデル、エフェクターなどが使い放題という夢のようなアプリであります。
しかもアプリ自体は無料。
プリセット数の増加などアプリ内課金要素もありますが、基本的には無料で使い放題です。
しかし、現在はこうした優秀なアプリが多数リリースされております。
にもかかわらず何故ここまで話題になるのかといいますと、なんと「GE Labs」にはトーンキャプチャー的な機能が備わっているのです。
この機能は、実際のアンプを鳴らした音やエフェクトセットの音などをサンプリング可能なもので、GE Labsアプリに取り込んだサウンドのモデリング化が可能というまさに現代的な機能であります。
さらに、そのモデリングデータをMooer ”GEシリーズ”に取り込む事も可能になっているそうなのですが、すでにGEシリーズで作成したトーンキャプチャーデータを「GE Labs」に取り込んで使用しているなんていう声も上がっていました。
つまり、最小限の機材どころか、iPhoneやiPadなど一つで好みのサウンドが持ち歩けてしまうという話であります。
まさに革新的。
しかも無料。
話題にならない筈が御座いません。
ですが残念なことに、現在までのところAndroidには非対応。
これも今後どうなるかわかりませんが、対応OSが増えてくれると良いのですが。
ここ5年10年と区切って考えてみても、ギター関連機材の進歩には本当に驚かされるばかりです。
まさか、ここまでの音質と機能がこれほど手軽に手に入る時代になるとは一体誰が想像したでしょう。
本当にこれが無料で良いのか?とまで声の上がるMooer 「GE Labs」。
iOS対応機器ユーザーの方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
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