ケンタッキー州ウインチェスターにあるギター工房「RS GUITARWORKS」。
リペアや改造はもちろんの事、ワンオフギターの製造なども手がけるカスタムショップブランドです。
日本でもこうしたカスタムショップがオリジナルブランドのギターを製造したりしていますね。
ギターのデザインやボディ材、自分好みのパーツを選んだりして、世界に一本しかないオリジナルのギターを製造してくれます。
そう言った意味では、オリジナルモデルを製作してもらえるカスタムショップ自体は珍しくも無いのですが、「RS GUITAR WORKS」の面白い所は、製造するギターのデザイン性やアイディアのユニークさです。
洒落が効いていると言いますか、ギター好きな人間がつい興味をそそられてしまう様なギターを作りだしています。
言葉よりも何よりも、先ずは「RS GUITAR WORKS」の製品を見て頂きたいです。

Tee Veeと名付けられたこのギター。
もう見ただけで、何をどうしたかったのかが丸分かりです。
フライングVとテレキャスターの融合。
歴史ある二大メーカー、GibsonとFenderの夢のコラボです。
エイジド加工が施された上、メイプル指板にバタースコッチブロンドという色の選択も絶妙ですね。
フライングVのボディサイズに合わせた、小さめのテレキャスター風のピックガードもなんだか可愛らしいです。
なんとも洒落の効いた、ユニークなデザインの一本に仕上がっています。

ヘッドデザインは、我が家にもある
Bill Laurenceのギターと似ていますが、よりエッジの効いたデザインになっています。
細かい部分ですが「RS GUITAR WORKS」のセンスの良さを感じさせる、秀逸なデザインですね。
こちらの「Tee Vee」。なんとも魅力溢れる一本ですが、そこはカスタムショップ製。かなり高額な一品です。
高い技術と細部への拘りが詰まった一本ですから仕方のない事ですが、このユニークなデザインの廉価ギターでもあれば、ギターマニアの方がすぐさま飛びつきそうな気もします。
ともあれ、単なる高級製品にとどまらず、ユニークなデザインセンスを発揮する「RS GUITAR WORKS」。
これからどんなデザインのギターを発表してくれるのか、期待が持てるブランドです。


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