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ちょっとした小技13

 知っていると、少しだけためになるかもしれない小技。

 今回は、鏡を使った練習の有用性についてです。

 よく鏡を使って自分の演奏を見てみると良い。とか、「自分の演奏フォームをチェック」してみると良い。なんて話を聞きます。

 実際に鏡に映した自分のフィンガリングやピッキングフォームを見てみると、自分で思い描いていた姿との違いに驚く事も珍しくありません。

 この時、思い描いている姿というのは、多くの場合好きなアーティストの演奏フォームであったり、テレビなどで見かけるプロギタリストの演奏フォームであると思います。

 そうしたギター演奏フォームのイメージと、鏡に映った自分の演奏フォームの差に愕然としてしまう。という事がよく起きるのではないかと感じます。

 しかし、そもそも手の大きさや腕の長さといった体躯には個人差があり、好きなアーティストが欧米人でもあれば、多くの場合其の差は歴然です。

 上手いギタリストを真似るという事も、時には重要なギター上達法であるとも思いますが、ここまで体格に違いがありすぎるとそういった事もままなりません。

 好きなアーティストを真似て、自分の演奏フォームを似せる事が必ずしも上達には繋がらなかったりする事の原因です。


 では鏡を使う事の意義は?という事になると思います。

 これはもちろん、「自分の演奏フォームをチェック」する事にあります。


 好きなアーティストとは手指の大きさが違いすぎて直接参考にならない。というような場合。指針も無くフォームをチェックしろと言われても困ってしまうかもしれませんね?

 では、ギター演奏の上手な自分と似た体躯のギタリストを探さなければならないのか?と思われるかもしれませんが、そういう訳でもありません。

 ここで言う、鏡を使っての「演奏フォームのチェック」とは、自分が想定している運動、フィンガリングやピッキング手法が”自分の想定通りの動きをしているか?”どうかのチェックの事なのです。


 誰しもギター演奏上達の為にこういう動きをした方が良い。こうするべきだ。なんてフィンガリングやピッキングフォームについてあれこれ考えているものだと思います。

 音楽雑誌や教則ビデオなどで、そういった知識を得て、自身の練習課題として取り入れている方も多いのではないかと思います。

 例えば、ピッキングの基礎である手首の回転運動によるピッキング。

 頭では分かっているつもりでも、鏡で実際にチェックしてみると、低音弦側で出来ていない(手首の回転を使っていない)とか、逆に高音弦側で上手くピッキング出来ていないなんていう現実に気がつけるかもしれません。

 鏡で客観的に見る事で、頭で描いた運動と実際に行っている運動の違いに気付ける場合があるという事です。

 フィンガリングについても同様。

 頭で思い浮かべてる運指フォームと客観的に見たものでは異なっている場合もあります。

 これら、理想と現実をすり合わせていく作業に鏡は欠かせないアイテムだと言えるのです。


 鏡でチェックすべきなのは、漠然としたフォーム(形)ではなく、その運動形態だと考えると、参考にすべき有名アーティストの見方も変わるかと思います。

 其のアーティストが実際にどんな運動を用いてギターを弾いているのか?という観かたができますね?

 よくよく見てみると、手首の回転運動によるピッキングをしていたかと思えば、フレーズによっては指先の屈伸によるピッキングをしていたり、手首の回転なんて使っていないかの様に見えても、実は細かく高速な手首を使ったピッキングを用いていたりと、ギタリストそれぞれの細やかなテクニックに注目する事も出来るでしょう。

 こうした「運動形態」に注目すれば、手指の大きさの違い/フォームは違えど参考になるはずです。

 これをまた研究課題として取り入れて行くなんて事も出来ると思います。

 もちろんこういった場合にも、自身の「演奏フォームのチェック」の為に鏡が大活躍する事になるでしょう。


 最近では演奏を動画撮影する事も容易になり、練習に活用していらっしゃる方も多いかと思います。

 動画であれば、まとめて後でチェック出来る上、見ることに集中出来るので、細かな部分の観察がよりし易くなると思います。

 鏡同様、こちらも自身の「演奏フォームのチェック」に大いに役立つ事でしょう。


 基礎練習にフォームチェック、そしてまた基礎練習と地味な積み重ねかもしれませんが、必ず上達を実感できる練習プロセスであると思います。

 



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