中国ブランド「
NUX」が開発するマルチエフェクター、”MG”シリーズの最新機種が発売になります。

NUX / MG-300 Modeling Guitar Processor
10月下旬発売予定のNUX 「MG-300」は、1万円台の価格ながらIR(インパルスレスポンス)データに対応。
別途オーディオインターフェイスなしにPCと連携/デジタルレコーディング可能な最新モデルであります。
今や低価格帯のマルチエフェクターもかなりの性能向上を見せている時代ではありますが、この価格帯でIRファイル対応/オーディオインターフェイス機能搭載とはかなり破格の品と言って間違いないでしょう。
もちろん基本的な部分も高品質。
独自の”TSAC-HD( True Simulation for Analog Circuit, White Box)”アルゴリズムを使用したプリエフェクト13種(ドライブ系11種、コンプレッサー、ピッチシフター)と、25種のアンプモデリングを搭載。
ポストエフェクトは、23種(モジュレーション13種、ディレイ6種、リバーブ4種)、イコライザー、ノイズゲートを搭載。
(モジュレーションやディレイはプリエフェクトとしての設定も可能です)
本体に装備されているエクスプレッションペダルでは、ワウコントロールの他、多種パラメータのコントロールにも使用出来ます。
注目のIRシミュレート部分は、4つのマイク、3つのマイクポジションを組み合わせて使用できる、25のIRキャビネットシミュレートを内蔵。
もちろんサードパーティー製のIRファイル(※)をロードすることも可能になっております。
※ 48kHz wav format

NUX / MG-300 Modeling Guitar Processor
本体上側のインターフェイス部はハイエンドマルチなどに比べると極々シンプル。
価格的な事を考えれば当然と言えますが、この辺りは運用のし易さを追求した形とも見れます。
しかしながら、当然USB端子を装備しており、ここからIRファイルをやり取りする事やオーディオインターフェイスなしでPCと連携することが可能になっています。
加えて、メトロノームを含む63パターンのドラムトラック、60秒のルーパー機能等も搭載。
ファームウェアのアップデートやIRファイルのやり取りに使用する専用ソフト「Quick Tone」Editor Softwareはフリーで提供されるそうです。
最新マルチエフェクターの華やかさと比べると少し武骨に見える本機でありますが、中身は正真正銘最新装備・最新スペックの高機能型。
こんな品が価格1万円台。
恐ろしい時代になってきたものです。

NUX / MG-300 Modeling Guitar Processor

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