現在、イシバシ楽器店さんの方に「Shin-ei」製の超高級エフェクターが入荷中です。

Shin-ei / Psychedelic Machine
それがこの、Shin-ei 「Psychedelic Machine」で御座います。
まず、”シンエイ”と聞けば伝説の「
Uni-Vibe」を開発したメーカーとして知られるシンエイ(/新映電気)でありますが、ご存じの通り日本の新映電機は既に営業を停止しております。
こちらの製品を開発した「Shin-ei」ブランドは、シンエイ製品を愛するエンジニア達の手によって、伝説的な品々の復刻を目指すべく立ち上げられたアメリカのブランドであります。
そのアメリカブランドShin-eiの開発した”
Psychedelic Machine”ですが、そもそもこの名はかつてシンエイが開発(Honeyブランド名義)したおそらく世界初の複合エフェクトユニットの名称であります。
本機の場合には、かつて販売されていたHoney 「Psychedelic Machine」とはかなり見た目が違うものとなっておりますが、目指すところは同じ。
元祖「Psychedelic Machine」が、後に「Uni-Vibe」として単体発売されるVibe回路を内蔵していたのと同じ様に、本機もまた伝説的なVibe回路を搭載。
加えて、60年代を代表する”Fuzz Face”と”Octavia”の機能を内包した、複合機となっております。

Shin-ei / Psychedelic Machine
もちろん当時の品の完全再現を目指すShin-eiブランド。
現在入手可能な最高品質のパーツ、可能な限り新品未使用品のオールド電子部品を採用して製作されているそうです。
しかし、そうなれば当然価格はお高くなってしまうものです。
こちら。Shin-ei 「Psychedelic Machine」のお値段、¥198,000(税込み)となっております。
エフェクトユニットとしてはなかなか強烈な価格ではありますが、ここに辿り着くまでの研究開発費用なども考えると致し方ない価格と言えるのかもしれません。

他のShin-ei製品を見ましても、かなり高価な品と言えるものばかりではありますが、プレミアの付いた当時物の価格よりはずっとリーズナブル。
しかも、新たに作られた品ですので、実際に使用する場合にも安心。
伝説のサウンドを求める多くのアーティストに使用される様になったのも頷ける話だと思います。
伝説のサウンドを再現したペダルが数多く出回る現在。
その中でもどこまでもより本物を目指したShin-ei製品。
価格まで含め、シンエイの名は伊達ではなさそうです。

Shin-ei / Psychedelic Machine

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